仕事のイライラどうしたらいい?今日からできる5つのアクション【ライター/粕谷麻衣】




社会人として仕事をしていると、何かとイライラすることありますよね。

自分と意見の合わない同僚に対してイライラしたり、作業が思ったように進まずイライラしたり。何か対策があれば…と思うものの、なかなか効果的な方法が思いつかないと悩む方も多いのではないでしょうか。

そこで、今回は仕事のイライラに悩んでいる方へ向けて、さっそく今日からできる5つのアクションをご紹介します。イライラの対策・軽減につながるアクションをピックアップしていきますので、ぜひ参考にしてみてください。

仕事のイライラの原因は?

仕事におけるイライラは多いものの、そもそもどういったことが原因となっているのでしょうか。

まずは、仕事のイライラの主な原因をご紹介します。

人間関係

性格が合わない同僚、考え方の違う上司、指示した通りに仕事をしてくれない後輩など、いろいろな立場の社員に囲まれ、イライラする方は少なくありません。

人間関係の問題は、自分からの働きかけだけで改善できることでもないので、状況が好転せずにストレスを抱え続けるケースもあります。

仕事内容

「時間がかかる仕事ばかり任される」「残業前提での仕事を振られる」など、仕事内容に対するイライラは非常に多いです。とくに、定時で終わらない仕事を任されると、ストレスが大きくなるもの。なるべく早く帰宅したいと考えている方にとって、仕事の振られ方に不満を感じるとイライラは増大してしまいます。

作業スペースや環境が集中できる状態になっていない

デスクが資料だらけで散らかっていたり、作業スペースに物が多くて集中力が散漫になってしまったりすると、仕事をしていても散らかっている様子が視界に入り込んでしまい、イライラする原因となってしまいます。

集中して、高いパフォーマンスを発揮するためにも、仕事を行う環境は重要。ストレスを軽減したいときには、作業スペースや環境を見直す必要があるかもしれません。

仕事のイライラってどうする?今日からできる5つのアクション

仕事中に感じるイライラはどのように対策すればいいのでしょうか。

さっそく今日からでも始められる、5つのアクションについてご紹介します。

トラブルの原因を探ってみる

仕事のイライラの種となる「トラブル」。まずは、このトラブルの原因を探っていき、根本的な問題を発見することが重要です。

たとえば、「仕事が順調に進まず納期に間に合わない」といったトラブルが発生した場合、なぜこのような事態に陥っているのかを把握する必要があります。

そのためには、事態を掘り下げて原因を探っていくことが重要です。一例として、以下のような掘り下げ方があります。

 

納期が間に合わないのはなぜなのか

業務が順調に進んでいない

業務が順調に進んでいないのはなぜか

チームメンバーの一部に業務の遅れがある

業務に遅れが生じるのはなぜなのか

他の案件で手いっぱいになっている

 

上記のように掘り下げていくことで、最終的にはチームメンバーのキャパシティーオーバーが原因の一つとして考えられるという結論にたどり着きます。

原因をきちんと把握することで解決策が明確になるので、イライラの元を軽減するためにも、原因追及を重視することが重要です。

自分に非がないか今一度考えてみる

仕事でイライラしたときには、「自分に非がないか」を今一度考えてみることです。

たとえば、「部下や後輩が頼んだことをしっかりとこなしてくれない」とイライラする場合、自分の頼み方に問題がなかったか、そもそも頼んだ内容が相手のスキルに見合っていたかなどを振り返ってみましょう。

部下や後輩が自分の期待していたような仕事ぶりを発揮してくれないと、どうしてもイライラしがちですが、意外にも自分にも非があるケースは少なくありません。

これは、部下や後輩に限った話ではなく、社内外問わずに該当する話です。相手に対してイライラを感じたときには、相手を責める気持ちを一旦置いておき、「自分のほうで改善すべき点はないか」「どうすれば相手がもっと要望通りの仕事をしてくれるか」などを考えてみることで、有効な対策が見つかるでしょう。

他人との違いについて受け入れる

仕事上における人間関係でイライラしたときには、他人との違いについて理解し、受け入れる姿勢を意識することで緩和しやすくなります。

社会人として働く以上、人間関係に関するイライラはつきものです。しかし、「自分と相手は考え方も価値観も違う」「自分と相手は生きてきた環境も経験も違う」ときちんと理解することで、受け入れる余裕が生まれやすくなるもの。

とくに、「自分はできるのになぜあの人はできないの?」「これくらいわかってほしい」といった一方的な気持ちを向けやすい方は、他人との違いについて受け入れる姿勢が求められるかもしれません。

作業環境を整えてモヤモヤを減らす

「仕事が終わらなくてイライラする」「作業内容が単調でイライラする」など、作業に関するイライラは、環境を整えることで軽減できる場合があります。

仕事が終わらない原因が、「集中できない」「効率が悪い」などであれば、デスク周りをしっかりと整頓して綺麗にすることで、作業に集中しやすくなります。また、必要な書類も定位置を決めておくことでガサガサと探す手間を省くことにつながり、業務を効率的に進めやすくなるでしょう。

日々の仕事の中に気分転換を取り入れる

仕事のイライラの原因は複合的であり、根本的な解決が難しい場合もあるでしょう。そのようなときには、日々の仕事の中に気分転換になることを取り入れて、リフレッシュすることをおすすめします。

たとえば、屋外の自動販売機やコンビニへ飲み物を買いに行ったり、お手洗いに行ったついでに香水をつけてやる気を引き出したりするなど、自分の気分転換になることであれば何でもOKです。

気分がリフレッシュできると、それまでイライラしていたことも、少し余裕を持った目で見やすくなるので、ぜひ、毎日のお仕事タイムに気分転換になることを織り込んでみてください。

おわりに

仕事のイライラは、モチベ―ションや生産性を下げてしまう原因になるので、できる限り対策をしておきたいところです。

ストレス元を完全に排除することは難しいものの、対策することでイライラを軽減することは可能。対策をすることで、もっと有意義に仕事を進められることが多いでしょう。

仕事でイライラしやすい方は、ぜひ今回ご紹介した内容を参考にしながら、実践できる対策を模索してみてください。

粕谷麻衣

ライター・キャリアコンサルタント。「子育てと仕事を両立したい」「自分らしく働きたい」「自分の好きなことを仕事にしたい」など、今どきの働き方にフォーカスした情報を発信。取材やインタビューを通して、リアルな声を追求していくことが好き。
自身は一児の子どもを持つシングルマザー。ワーキングマザーとしての人生を楽しく謳歌中。




RUN-WAY編集部

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