かわいいは正義!女の子の「なんとなく」が鍵になる!?【イラストレーター/絵子猫さん】

絵子猫




何か、心が折れそうなくらい大変なことはありますか?

絵子猫

趣味ではなく「仕事」となると、たくさんの人が関わってきますよね。だから自分の望んだものに決まるとは限らないんです。
私の絵の世界観を壊さず活かしてもらいながらも、いろいろな意見の「着地点」を探すことがすごく重要です。
特に人気キャラクターとのコラボレーションだと、私がまつげを付けたいと言ったら、「このキャラクターにまつげを付けた前例はありません!各社に確認します!」と大騒ぎになったこともありました(笑)。

それはどうやって解決したのでしょう!

絵子猫

結局、「まつげは譲れません!どうしても付けたいです!!」と素直に言いました(笑)。
とことん話し合って、練れば練るほど良いものが出来上がることがわかったんです。みんなが中途半端に諦めて出来上がったものは、「もっとこうすればよかったな」と後悔が残ってしまう。大変だったけど、やってよかった!って思えるのが一番ですよね。
……でも、会社の偉い人っておじさんが多いじゃないですか。若い女性社員が偉いおじさんに対して私の絵を見せながらプレゼンするのは、なかなか大変そうです(笑)。

叶えたい夢や目標はありますか?

絵子猫

近いところだと、オリンピックに関わりたいです!どういう形かはまだわからないですけど、海外の子どもたちに何かしてあげられることはないかな、と探していて。
私は新しいことが大好きで、性格的に好奇心が強い方だと思うんです。
全然関係ない分野でも、もし自分にできることがあるならやってみたい。絵を通して関われることを、ずっと探し続ける人生です。
世界で活躍してる人って、まだまだ男性が多いですよね。でも、「かわいい」という感覚的なものにおいては、女性が負けることってまずないですよ、きっと。女性がかわいいものにもっともっと熱中できる世の中になったら良いですね!
孫に自分が描いた絵本を読んであげられるよう、私は絵を一生描き続けます。……子どもたちは身近すぎるのか、あんまり私の仕事に興味ないみたいなんですけど……(笑)。




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RUN-WAY編集部

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