通称「色の魔法使い」、イラストレーターの絵子猫さん。
アート作品に限らず、可愛らしいグッズ展開や有名キャラクターとのコラボなど、女子から絶大な人気を誇ります。
私生活の見えにくいイラストレーターという職業ですが、実は3児の母!
仕事の醍醐味はもちろん、すべての女性へ伝えたいメッセージを伺うことができました。
ポイントは……
- 「まつげ」は譲れません!
- 素直に伝えること
- なんとなく、がすごく大事
イラストレーターとしてのルーツは?

母が保育士だったこともあり、世界中の絵本をコレクションしていたんです。たくさんの絵本に囲まれて育ち、物心ついた頃には自然と絵を描いていましたね。
でも、イラストレーターになりたいと言ったら親は猛反対!「絵で食べていけるわけないでしょう」「ちゃんと就職しなさい」と怒られました。が、土下座して(笑)絵の道へ。
中学の先生にデザイン科への進学を勧められ、今思えばそれがターニングポイントでした。私は普通の絵を描いているつもりだったのに、人からは突拍子も無い絵に見えてたみたいです。高校・大学と、本格的にデザインを学びました。
絵を描くことの喜びは、どんなときに感じますか?

やっぱり、私の絵で喜んでくれている人を見るとやりがいを感じますね。その人の笑顔とか雰囲気とか。ああ、描いてよかったなって思います。
描いている最中はそれはもう無我夢中で……出来上がってから初めて客観的に自分の絵をちゃんと見て、おお~すごいの描けたじゃん!なんて他人事みたいに感じたり。
ほぼ無意識で描いているので、「なんでユニコーンの背中にパンケーキが乗ってるの?」と聞かれても全然答えられません(笑)。ただただ、かわいいものを描いているんですよ。