”箱入り娘”からアジアのレディ・ガガへ! 元気が出る曲を届けたい【アーティスト/LVAさん】

LVA




2016年末にシングル「Lipstick Lovin」でデビューしたLVAさん。芸術的な才能に秀でた個性派アーティストです。

歌、ピアノ、作詞作曲だけでなくダンスや演技、そして絵まで描けると聞いて驚きましたが、十代の時にはやっぱり苦労もしたそうです。デビュー前の”秘話”や、働くことについてのメッセージをお聞きしました。

3歳の時から芸能の英才教育

子供の頃から周囲にいるのは芸能関係の人ばかりという環境で育ちました。3歳から芸術を習い始めて、小学校の時には2年間、中国で京劇も習いました。中国を代表する芸術で、とても有名な分野です。みんな中国の人なのに私一人ハーフだったから、歌詞の意味がわからなくて、この時が人生で一番苦労したかもしれません。

クラスの中で一番背が高くてその分足も長いのに、誰よりも体が硬い。だからレッスンでは横になって足を無理やり頭に押し付けた状態で1時間ぐらいキープしたり。そういうのが1年半ぐらい続いたので、痛かったし、精神的にも辛かったですね。

北京留学、ボディガードはお姉ちゃん!

18歳の時には、演技の勉強のために北京に留学していたのですが、私にとっては家族と離れての寮生活という新しい環境での生活がとても大変でした。

私にはお姉ちゃんがいるので、家族の中では過保護に育てられたというか、一番大事にされてきたんです。いい子だったのでそれまで強く叱られたこともまったくなく、ある意味家族に依存していました。

それに家では自分のことを何もしなくて良かったのに、寮生活では全部自分でしないといけない。2段ベッドでプライベートもないし、いろんな女の子が一緒に住むので、今までにはない苦労がありました。生活には慣れなかったですね。

実はこの時、親はだまされやすい性格の私を心配して、お姉ちゃんをボディーガードとして私と一緒に住ませたんです。お姉ちゃんは音楽家なので演技にはまったく興味ないのに、私のために来てくれて、一緒にレッスンを受けてくれました。




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RUN-WAY編集部

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