今回のインタビューは、タレントをしながらランジェリーブランド「Rosary Seduction」を立ち上げ、ディレクター兼デザイナーとしてブランドの世界観やテーマなどをまとめ上げている荻野理沙さん。ブランドを立ち上げた理由や、まったく違う仕事を両立することの大変さややりがいなどについて聞いてきました。
ポイントは・・・
- 現場で学んだ接客 物作りの楽しさ
- 自分のコンプレックスから生まれたアイテム
- 芸能とファッション、いろんな世界がひとつに
「夢を叶えるために」と始めた洋服の店頭販売
中学生の時に、よくある原宿で(笑)スカウトされて芸能界に入ってから、10年以上芸能活動をしています。
20歳前ぐらいから、いつか自分の下着ブランドをやりたいという夢があったので、夢を叶えるためにタレントをしながらアパレルで働き始めました。6年ぐらい店頭で接客をしていたんですけど、大好きな洋服に囲まれていることや、私のアドバイスでお客さんが笑顔になってくれたりと、接客の楽しさも知ることができました。
もともと自分を表現することが好きだったので、芸能活動は生活の一部みたいになっていたんですよね。だからこそ芸能とアパレルでの時間はうまくわけて、両方楽しむことができていました。
頭の中のイメージが商品になるって、面白い!
アパレルで店頭販売を6年ぐらいした後、別のブランドで企画に入ってデザインやディレクションの仕方を学びました。企画の楽しさは、自分がイメージしたものやアイデアが商品化されたりと、頭の中のイメージが形になることですね。
逆に大変だったことは、女の子のマーケットはすごく流行の動きが早いので、市場よりも早い段階でトレンドにあわせたアイテムを企画して出していかなければならなかったこと。ブランドの軸としてのコンセプトを持ちながら、どういうものを供給していくのか、海外のコレクションを見ながら流行る色や素材、形をピックアップして、ブラッシュアップしていきました。
服飾の学校に行っていたわけではないので、ゼロからものづくりを学ぶという大変さと楽しさがありました。
[…] 「RUN-WAY Walkers」にDirector荻野理沙のインタビューが掲載されました。 → https://run-way.jp/walkers/interview/risa_ogino/ […]