109のGYDA(ジェイダ)を退職後、オンラインショップminkを立ち上げた前坂美音さん。
カリスマ店員としていつも賑やかだった日々から一転、1人ぼっちで働くことになり、常に孤独だったといいます。
その孤独を乗り越え、現在は#girl(ハッシュガール)のバイヤーも兼業。その充実した生き方のほか、Instagram活用のコツもお話ししてくださいました!
長年の夢を諦められず……
学生時代からずっとアパレルの仕事がしたいと思っていて、高校・専門学校と、アパレル専門の学校に通いました。ただ美容にも興味があったので、まずエステサロンに就職したのですが、やはりアパレルの夢を諦めきれず……。
GYDAの店舗スタッフに応募し、1年半ほどで店長をやらせて頂くことになりました。アパレルのノウハウを学ぶ中で、徐々に自分のブランドを立ち上げたい気持ちが芽生え、独学でオンラインショップの勉強を始めたんです。
自分はブランドという枝の先の一部だった

前までの働き方は、人からお願いされて動くという形でした。
でも自分でショップを経営すると、自分自身が看板であり、自分がすべて。ダイレクトにお客様の感想が入ってきますし、結果が目に見えてわかる点にやりがいを感じます。この人3回も買ってくれてる!と、データで全部わかりますからね。
現在はminkも会社という組織になり、自分が経営しているわけではなくなりましたが、仲間に恵まれているのでありがたいです。一緒に働きたい人と働けているなんて幸せですよね。
孤独だったからこそわかること
ブランド立ち上げ当初の目標として、「時間とお金を自由に使える生活をする」と決めていました。でも、1人ぼっちでそれを成し遂げたとしても、充足感が無かったんです。
GYDAの頃は仲間がいたし、チームワークで仕事が成り立っていました。個人事業主という形になってからは常に孤独で。
店舗スタッフだった頃は、お客様とコミュニケーションを取ることにやりがいを感じていたので、1人で仕事をするのが本当につらかったです……。
その孤独を経験したからこそ、人の大切さ、仲間の素晴らしさというものに改めて気づきました。つらかったけど、成長した時期でもありますね。