今回、お話を聞いたのはトラベルフォトライターとして本を出版したり、旅先でのフォトジェニックな写真を発信するインスタグラマーでもある石井小百合さん。
旅の魅力や、旅を仕事にするようになったきっかけを聞いてきました。
ポイントは・・・
- 旅に出れば”世界観”が変わる
- カジュアルな「旅タレント」に
- 継続は力なり
世界ってこんなに広いんだ!
旅に出会ったのは20歳のころ、たまたま地元の友達に「ヨーロッパ一ヶ月周遊するから一緒に行かない?」と誘われたんです。ヨーロッパ自体が国だと思っていたくらい世界に関心がなかったし、旅行に何を持っていけばいいのかわからない全くの初心者だったんですけど、軽い気持ちで行き、1ヶ月で7ヶ国回りました。
この旅で、自分の世界観が変わりました。多感な時期だったので、家族とか恋人とか悩みごとが結構多かったんですが、その悩みごとがちっぽけに感じてしまって。世界って広くて大きいんだって思って。そこから旅のことを発信したいと思うようになりました。
旅に行き過ぎて、モデルの撮影に呼ばれなくなったけど
ヨーロッパがきっかけで、「S Cawaii!」の読者モデルをしながら旅行に行き始めました。そしたら、撮影に呼ばれても旅行の予定を入れていて行けない、ということが半年ぐらい続き、撮影に呼ばれなくなってしまったんですよね。でも、旅のことを発信したいからこれでいいんだ、と思ってブログを書き続けていました。
ブログを雑誌にとりあげてもらったりメディアに露出することが増えてきたのと同時に、いつか本を出版したかったので文章の書き方を学びたいと思ったんです。その時にWebサイトで「記事募集」という投稿をみつけて、無償で1年ぐらいいろんな記事を書かせてもらいました。
毎晩一人でパソコンの前で葛藤して、かなり大変でしたけど、いつかこれが自分のためになると思って続けました。