大企業の中で埋もれてしまいそうな不安から、若い女性でも裁量権を持ち活躍することができる株式会社サイバーエージェントへの転職を決めた宮本悠加さん。
営業活動で大きな成果をあげ、2016年11月には、サイバーエージェントの関連会社の株式会社glamfirstを立ち上げ、代表取締役社長に就任。そんな彼女は、現在、会社という組織の素晴らしさを実感していると言います。
仕事のモチベーション管理や若い読者へのメッセージなど、彼女のキャリア観を中心にお話しを伺いました。
子どもたちをサポートするには社会経験が足りない……痛感した大学時代
大学時代は教師を目指して、教育学部に入りました。学校で子供たちに勉強を教えたい、という事よりも、もっともっと子供たち自身の人生が楽しくなるようなサポートが出来たらという思いでした。
ただ、教育実習を通して、社会においての自分の経験値の低さを痛感しました。まず親御さんと対等に話せないんです……。お父さんお母さんたちはしっかり社会人経験があって、子育てもして、豊富な知識も経験もあるのに対し、私はまだ社会人ですらない。だから教師を目指す前にまずは社会人になろう、とにかく人と沢山会える仕事をしようと決めました。