カフェに勤めていても、「資格なんて必要ないよね?」「そもそも、カフェ店員ってどんな資格があればいいの?と、疑問に思う人もたくさんいると思います。
ですが、実はカフェ店員にも「持っていたら有利な資格」というものがあるのです!
今回は、3つの資格に絞って紹介していこうと思います。今から喫茶店店員を目指したい人も、今喫茶店で働いている店員さんも、ぜひ参考にしてみてください!
資格1:JBAバリスタライセンス
「バリスタ」とは?
バリスタの語源はイタリア語。「bar(バール)で給仕する人」がもとになっています。日本では、転じて「コーヒーの知識を幅広く熟知し、お客さまへ最高の一杯を提供するプロフェッショナル」のことを指していました。現在のバリスタは、コーヒーにとどまらず、エスプレッソやカプチーノ、アルコールに至るまで「バルで提供される飲み物」をすべて把握し、お客様が心地いいひと時を飲み物とともに過ごせるようにすることを求められているようです。
JBAバリスタライセンスとは
JBAとは、日本バリスタ協会を指し、バリスタライセンスとは、その日本バリスタ協会が定めた「バリスタとしての知識や技術」を持っているという制度のことを指しています。
バリスタの資格を持っていると、一般的なカフェ店員よりもコーヒーの知識を多く持っていることになります。
このライセンスは段階制になっています。協会が認定したスクールに通い、かつ修了することで試験を受けることができ、さらにその試験に合格すると、ライセンスを取得することができます。
スクールではコーヒーの基礎知識、エスプレッソの抽出技術、さらにテイスティングなども学ぶことができます。ちなみに、レベル1の受講期間は2日間で、受講費用は37,000円と比較的安価。受講資格は、コーヒー関連企業に就業していてエスプレッソ抽出経験がある方(アルバイトでもOK)と定められています(JBAバリスタライセンスのHPより)。
資格2:UCCコーヒープロフェッショナル
UCCといえば、コーヒー業界の中でも最大手と言われている企業です。そこが認定している資格が、「UCCコーヒープロフェッショナル」なのです。
資格取得には、UCCの開校するコーヒーアカデミーに通う必要があります。クラスはベーシック・スペシャリスト・プロフェッショナルと3つあり、プロフェッショナルまで修了することで資格試験を受けることができます。
プロフェッショナルコースは全8回、費用は60,000円となっています。
さきほどのJBAバリスタライセンスとは違い、実務経験は必要ありません。そのうえ、UCCの保有するコーヒーの知識や技術を余すところなく学べるので、喫茶店での正社員勤務を目指すなら持っていて間違いなく損はない資格です!
まとめ
いかがでしたか? 知られていないだけで、実は喫茶店の勤務をするにあたっても、「持っていると有利になる」資格があるのです。
バリスタの資格や、UCCの認定する資格。コーヒーの技術だけではなく、カフェに勤めるにあたって必要になる知識も得ることができます。取って損はない2つの資格。
今からカフェに勤めたい人も、知識をより深めたい人も、ぜひ一度挑戦してみてはいかがでしょうか?