あなたは、社内SEという仕事をご存知ですか? 社内SEとは、ひとことで言うと「自社のシステムを構築する仕事」です。その仕事はアプリ開発、サイトの構築にとどまらず、社内の様々な仕事を担っています。
今回は、SEの中でも人気の高い社内SEがどんな仕事をしているのか、詳しく見ていこうと思います。
社内SEはラクな仕事という認識は間違い!
社内SEが人気な理由の一つとして、「他のSEよりも簡単そう」「業務が楽そう」というイメージがあります。たしかに、自社システムの保持・管理を主に行っているため、基本的な仕事は他のSEよりも単純なものが多いですし、ルーティーンワークが多いのも事実です。
ですが、だからと言って「じゃあ、社内SEは楽な仕事なんだ!」という認識は間違い! 社内SEは、「それ以外の仕事」が付随する、意外にも大変な仕事なのです。
社員のお助け役!ヘルプデスク業務
「パソコンがつかないんだけど……」
「ネットが接続されてないみたいなんだけど」
「メールサーバーに繋がらなくて、どうしたらいい?」
こんな「ヘルプ」に答えるのも社内SEの大事な仕事の一つ。イントラネットを使っている会社が多い中、こういったトラブルは日常茶飯事です。
都度システムの使い方の説明を行ったり、トラブルシューティングに行ったりと、社内SEはいろいろな部署の人と接することになります。
相手にしているのはシステムやPCに対して深い見識を持っている人だけではなく、PC素人の人もいます。新社会人で、全くシステムが分かっていない人や、インターネットの危険性について分かっていない人もいます。それらの人が分かるようにかみ砕いた説明ができねばならないため、社内SEは「コミュニケーションスキル」が必須なのです。