ネイリストに資格は必要?資格を取得するメリット、資格の種類など解説

ネイリストになるためには資格が必ず必要なのでしょうか?ネイリストには国家資格がありませんが民間資格がいくつかあります。

ネイリストとして活躍をするのならば資格の取得を目指すのがおすすめです。それぞれの資格の詳細や勉強法などについて紹介します。

またネイリストの仕事内容や働いている場所などについても知りましょう。


目次

  1. ネイリストになるためには絶対に資格が必要?
    ネイリストは資格が必須ではない
    ネイリストを目指すならば資格があった方が良い理由
    良い待遇で働ける・稼ぎやすい
    仕事の幅が広がる・技術を磨きやすい
  2. ネイリストの仕事内容は?
    ネイリストの仕事内容
    ネイリストが活躍している場所
  3. ネイリストの資格の種類
    JNECネイリスト技能検定(JNA主催資格)
    JNAジェルネイル技能検定(JNA主催資格)
    ネイルサロン衛生管理士(JNA主催資格)
    JNA認定講師資格試験(I-NAIL-A主催資格)
    ネイルスペシャリスト技能検定試験(I-NAIL-A主催資格)
    ジェルネイル技能検定試験(I-NAIL-A主催資格)
  4. ネイリストの資格の勉強方法は?
    ネイリストの専門学校に通う
    通信講座を受ける
    独学で学ぶ
    ネイルサロンで働く
  5. まとめ

ネイリストになるためには絶対に資格が必要?

ネイリストの資格はいくつかあります。しかし、ネイリストになるためには絶対に資格が必要なのでしょうか?

ネイリストは資格が必須ではない

ネイリストには国家資格が存在しません。つまり、ネイリストは資格がなくても、専門学校で勉強をしなくてもなることができる仕事なのです。民間のネイリストの資格は「一定以上の知識と技術を所持している」のを証明しています。

ネイルサロンの求人の中には「未経験者歓迎」や「無資格者OK」と言ったものも少なくありません。

しかし、ネイリストとしてしっかりと働きたいのならば資格の取得がおすすめです。

ネイリストを目指すならば資格があった方が良い理由

ネイリストは資格が必須の職業ではありませんが、ネイリストとして長期的に働くのを希望しているのならば資格の取得がおすすめです。

ネイリストの資格を所持していると以下のようなメリットがあります。

  • 就職の選択肢が広がる

ネイリストの資格が必須ではない求人もありますが、必須としている求人も少なくありません。また、資格が必須ではない求人であったとしても求職者が多ければ資格を所持している人の方が採用に有利です。

良い待遇で働ける・稼ぎやすい

ネイリストの資格を所持していると、ネイルサロンによっては資格手当が就く場合もあります。

また、プロフィールで資格を所持しているのを明記しておくと「この人ならば安心だわ」と指名がもらいやすいです。

ネイリストとしてサロンに勤務するのではなく、独立開業する場合も資格があった方がお客さんはつきやすいでしょう。

仕事の幅が広がる・技術を磨きやすい

資格がなく、ネイルサロンで働いた場合、ネイルアートだけでなく受付や掃除、備品の補充や発注といったいわゆる「雑用」を任せられる場合が多くなりやすいです。

資格なしで採用されたということは、ネイルの技術はあまり期待されていないのを意味しています。

しかし、資格がある場合はネイルアートの仕事が優先的に任されるので技術もどんどん向上し、ますます働きやすくなるでしょう。

ネイリストの仕事内容は?

華やかに見えるネイリストの仕事ですが、実際にどのようなことをしていたりどのような場所で活躍していたりするのかを細かく紹介します。

ネイルサロンだけが働き場所とは限りません。

ネイリストの仕事内容

ネイリストの仕事内容は大きく分けて以下のものがあります。マニキュアを施すだけがネイリストではありません。

  • カウンセリング

お客様と話し、どんなネイルを希望しているのか、どんな悩みを持っているのかなどのヒアリングを行います。爪が薄くて割れやすい人、婚活で好印象を与えたい人、個性的なデザインを望んでいる人など、ネイルサロンを訪れる理由は様々です。

1人1人じっくりと話しを聞きます。

  • オフ

専用の機材や薬剤などを使い、ネイルアートを取り除く作業になります。カウンセリングと並行しながら行っていく人が多いです。

  • ネイルケア

ネイルケアとはお客様の爪の手入れをする仕事です。ブラシやニッパーなどを使い、爪の形を整えたり甘皮の処理をしたりします。

こうすることにより、ナチュラルで美しく、健康的な爪を作るのです。ネイルアートもしやすくなります。最近では男性にも人気の施術です。

  • ネイルアート

お客様の望むデザインのネイルアートを施していきます。ジェルやチップ、ストーンなど様々なものを使ってネイルを美しく仕上げる大切な作業です。

お客様と向かい合って作業しますが、この間にお客様を退屈させないのもネイリストの大切な仕事です。手元の作業に集中しながらも雑談などをしてお客様を楽しませます。

  • ハンドマッサージ

ネイリストは爪だけに関わる仕事ではありません。施術の後に軽いハンドマッサージを行う場合も多いです。施術中は手を動かせないのでお客様は腕や肩が凝っています。ハンドマッサージで血流を良くし、お客様がリラックスできたり、爪や手の健康を促進したりしましょう。

  • 勉強

ネイリストは常に技術と知識の向上に努めなければなりません。流行や最新技術をチェックしたりネイルのデザインを考えたり練習を行ったりします。

ある程度ベテランになったら新人や後輩のネイリストの指導を任される場合もあるでしょう。

ネイリストが活躍している場所

ネイリストが活躍している場所は年々多様化しています。メインはネイルサロンですが、ほかにも様々な場所でネイリストは求められているのです。

  • ネイルサロン

多くのネイリストが活躍しているのがネイルサロンです。ショッピングセンターや駅中、雑居ビルなど様々な場所に店舗を構えています。

規模は数人が来店したら一杯になってしまうものから10人以上一度に座れるところまで様々です。もちろん勤務しているネイリストの人数も様々になります。コンセプトも若者向けから高級志向まで色々です。

  • 美容室・エステサロン・アイラッシュサロンなど

美容室やエステサロン、アイラッシュサロンなどの一角で働いているネイリストもいます。髪や体、目元などを綺麗にしに来たお客様に「ついでに爪のお手入れもいかがですか?」と進めるのです。

エクステなど、時間がかかる施術の間にネイルも綺麗にでき、お客様にとって効率が良くなります。

客入りの良いサロンならば宣伝のコストをあまりかけずに集客ができるのでネイリストにとってもメリットが大きいです。

  • 出張ネイリスト

店舗に出勤するのではなく、指名を受けたお客様の自宅に出向くネイリストを出張ネイリストと呼びます。フリーランスのネイリストが多いです。

サロンを開業するよりもテナント料や光熱費がかからないのがメリットですが、「ふらりと立ち寄る客」は期待できないので集客を工夫する必要があります。

何らかの事情でネイルサロンまで出るのが困難なお客様や忙しいお客様などから需要があります。

  • 老人ホームや介護施設、病院など

老人や病人向けに施設に訪問をしてネイルメニューを提供します。気軽に外出ができない人や美容への興味を失ってしまった人もネイルが綺麗になると気分が華やぐと好評です。

派手なネイルアートよりもネイルケアのみや単色カラーが求められます。技術のスキルはそれほど求められません。しかし、話し相手になる、気持ちを盛り上げるなど、「話し相手」としての面が強く求められる仕事です。

  • ブライダルサロン

ブライダルサロンでは花嫁の美容に関わる様々な人が働いています。その1つがネイリストです。花嫁とカウンセリングを通してどんなブライダルネイルに仕上げるのかを決め、結婚式当日、一生の思い出に残るネイルに仕上げます。

花嫁以外に、参列者などのネイルアートも引き受ける場合も多いです。

  • ネイルスクールの講師

次世代のネイリストを育てるネイルスクールの講師です。ネイルだけでなく、人に教えるのが好きという人に向いています。技術や知識の高さが求められますが、通常のネイリストに比べて収入は安定していて高い傾向にあります。

  • YouTubeなどのSNS

YouTubeなどで初心者向けにネイルアートのやり方のコツを紹介したり個性的なネイルアートを紹介したりして再生数を稼ぎ、広告収入を得ることができます。

資格がなくても注目される要素があれば高い評価が受けられる世界です。ネイルサロンなどに務めているのならば、YouTubeで注目を集めればサロンの方で指名も取りやすくなるでしょう。

ネイルの技術に加え、動画編集やシナリオ制作などの知識やスキルも求められます。

ネイリストの資格の種類

ネイリストの資格はいくつかありますが、その中でも認知度が高く、ネイリストとして活躍するのに有利なおすすめの資格を紹介します。

ネイリストの資格試験を主催で知名度が高いのはJNAとI-NAIL-Aです。最近ではジェルネイルの需要が高まっているため、ジェルネイルに関する資格に注目が集まっています。

JNECネイリスト技能検定(JNA主催資格)

ネイリストの資格の中では最も歴史が長く、知名度の高い資格です。1997年からスタートしました。

筆記試験と実技試験があり、3級、2級、1級があります。プロとして通用するのは2級からです。

飛び級はできないので3級からスタートしましょう。3級はネイリストとしての基本的技術や知識を問うもので、合格率は90%以上です。未経験者でもしっかりと勉強や練習をして臨めば合格できます。

しかし、2級と1級の合格率は50%を切るほど難易度が高いです。特に実技試験が難しいとされています。

毎年春に試験が行われ、料金は6,800円~12,500円です。実技試験のためのモデルが必要になります。

JNAジェルネイル技能検定(JNA主催資格)

ネイルの中でもジェルネイルに特化した資格です。実技と筆記試験があります。

初級、中級、上級の3つの級があり、プロとして通用するのは中級からです。合格率は初級が屋久0%、中級が約60%、上級が45%となっています。

毎年6月に各地方で実施され、受験料は9,000円から15,000です。

ネイルサロン衛生管理士(JNA主催資格)

ネイリストはお客様の手や肌に直接触れる仕事です。そのため、ネイルサロンは常に清潔で衛生管理を徹底しなければなりません。

ネイルサロン衛生管理士は器具の消毒や衛生管理の知識、実践能力があることなどを示す知識です。

ネイリストの中でも特に独立開業を目指している人向けの資格になります。

JAN認定校で180分の理論講習の後、確認テストを20分行い、合格者にはバッチが授与されます。不合格者は補修受講です。基本的に講習を受講すればほぼ合格できるので難易度は高くありません。受験料は一般価格が10560円で、JNA会員が6160円です。

JNA認定講師資格試験(I-NAIL-A主催資格)

JNAの認定講師となれる資格です。ネイルサロンの講師を目指す人におすすめです。もちろん、講師になる予定がないネイリストもこの資格を取得していることで高い技術が証明できます。

他の資格試験と違い、JNAネイリスト技能検定試験1級に合格して1年以上たっているなどの細かい受験条件があるので注意しましょう。

毎年3月に1次試験と2次試験があり、受験料は26,400円です。合格率は公開されていません。

ネイルスペシャリスト技能検定試験(I-NAIL-A主催資格)

ネイリストとしての知識やスキルを身に着けているのを証明する試験です。

A級、SA級、PA/AA/AAA級の3つのレベルがあり、それぞれ学科試験と実技試験があります。A級とSA級は初心者向けで、ネイルケアやカラーリングなどが範囲です。合格率は公表されていませんが、それほど難易度は高くないとされています。

PA/AA/AAA級はプロ向けで、ネイルチップ、スカルプチュアなども出題範囲です。毎年各地方で1回ずつ行われ、受験料は10,000円~15,000円になります。

ジェルネイル技能検定試験(I-NAIL-A主催資格)

ネイルの中でも特にジェルネイルに特化した試験です。ジェルネイルの正しい知識と技術を証明します。

1級2級、3級があり、飛び級はできません。3級は学科試験と実技試験、2級と1級は実技試験のみです。

合格率は公表されていません。毎年各地方で1ずつ行われ、受験料は10,000円です。

ネイリストの資格の勉強方法は?

ネイリストの資格を取得するためにはどんな勉強をすればいいのかについて紹介します。

さまざまな方法があり、かかるお金もそれぞれです。目標や予算、勉強期間などを鑑みて自分に合った方法で資格取得を目指しましょう。

ネイリストの専門学校に通う

ネイリストの専門学校に通って学びます。効率よく基礎知識や技術を学べるのがメリットです。

資格取得の際にも応募が楽だったり受験料が割安になったりする場合もあります。さらに、就職活動の面倒も見てもらいやすいです。求人の中には「ネイリストの専門学校の卒業生のみ」という求人もあるので、就職の選択が広がります。

夜間学校もあるので働きながら専門学校に通うことも可能です。同じ夢を目指す仲間とも知り合えるのでモチベーションも保ちやすいでしょう。

分からないことや苦手なこともすぐに講師に聴くことができます。

一方で、学費はそれなりにかかるのを覚悟してください。週5日で2年間通った場合、200万程度の学費がかかります。夜間や週末のみのスクールの場合は1年間で30~50万円程度と少し安いです。

また、通学する必要があるので、ダブルスクールや働きながら通うのは楽ではありません。特に、地方は専門学校が少ないです。

ネイリストの専門学校に通う場合は資格の合格率や卒業生の進路、カリキュラム、学費、通いやすさなどをチェックして自分に合った学校を選んでください。

通信講座を受ける

ネイリストの資格の取得を目指す通信講座もあります。自分のペースで勉強をすすめていけるのがメリットです。動画で学ぶことが出来たり、郵送でネイルチップの添削を行う講座もあったりします。

費用も5~10万円と、専門学校に通うよりも安いです。

ただし、自分1人で勉強をすすめていかなければならないので、モチベーションを保ち続ける必要があります。

独学で学ぶ

市販のテキストやYouTubeの動画などを見て独学で勉強することも可能です。テキストとネイルのための資材のみで勉強できるので費用が数万円程度に抑えられるのがメリットです。

しかし、教材選びを自分で行わなければなりませんし、添削やアドバイスをしてくれる人もいません。

未経験者が独学で学ぼうとしても、モチベーションを保ち続けられないと趣味以上の知識や技術は身につきにくいです。

初心者向けの資格はともかく、上級者向けの資格を目指す場合、独学だけだと難しいでしょう。

ネイルサロンで働く

無資格でも働けるネイルサロンで働きながらネイリストを目指すこともできます。最初はネイルに触るよりも受付や掃除などの雑用がメインになるかもしれませんが、プロの仕事を間近で見られるのがメリットです。

先輩の指導やアドバイスも気軽にもらえます。ただし、一定以上の技術の習得を目指すのならば、ネイルサロンで働くのと並行してスクールや通信講座を利用するのがおすすめです。

まとめ

ネイリストというと、ネイルサロンで優雅に微笑んでいるイメージが強いですが、専門的な知識と技術が求められる仕事です。

資格は必須ではありませんが、取得したほうが活躍の場は広がります。また、ネイリストの活躍の場はネイルサロンだけではありません。美容院や病院などで働くネイリストやお客様の元へ赴く出張ネイリストもいます。

資格のための勉強は専門学校に通ったり通信講座を受けたりするほか、市販のテキストや動画を使い、独学で学べます。

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RUN-WAY編集部

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