大人気職種である事務職。そんな中で、未経験から事務職へ就職する少ない椅子を手にするには、やはり書類選考が最初の関門になります。そのなかでも最も大きなウエイトを占めるのが、やはり「志望動機」ではないでしょうか。
そこでここでは、未経験から事務職に応募するときに履歴書に書くべき志望動機を考えていきます。
未経験から事務職になるために履歴書に書いてあると有利な資格
志望動機の前に、持っていると有利な資格についてお話しさせていただきます。事務職に資格なんて必要なの?と思う方も多いと思いますが、実は「あると未経験でも採用されやすくなる」資格があるのです。
経理の仕事で必須になるのは「簿記」の資格。逆に持っていないと経験者でもはじかれる場合もありますし、持っていると未経験でも取ってくれる場合も多くあります。
通常の事務職では電話応対、お客様への応対もしなくてはなりません。それが「できる」と照明してくれる資格は、「秘書検定」です。最低限2級の資格を持っていれば、ビジネスマナーや接客のスキルが高いと認められ、未経験でも採用の確率が高くなります!
あなたはどの「時期」?時期別一般事務の志望動機の書き方
事務職の募集は、ハローワークのみならず、タウンワークなどの求人雑誌でも多いので、「もしかしたら未経験でも行けるのでは?」と思ってしまいますよね。ですが、実はそう思っているのはあなただけではありません。いつでも人気の高い職種なだけに、ベテランからの応募も多いのが現状なのです。
それでも未経験者への門も開かれています。いい履歴書を書くには「あなたの今置かれている時期」を鑑みた志望動機を書くことが大切です!
あなたが新卒の場合は「性格や大学での経験推し」!
新卒の場合は、「事務職」の経験はそもそもない人が大多数でしょう。ですので、履歴書の書き方として、志望動機を書くのであれば、自分の性格や、いままで大学やアルバイトで培ってきた経験などを書くのがベター。
事務職は、あくまでサポートをするのが仕事。例えば、部活では部員たちを支えるマネージャーをやっていたとか、アルバイトで補佐的な仕事をしていた、などの経験があればそこをぐっとアピールしていきましょう。
性格をアピールするのも吉。事務職では細かな仕事が多かったり、一度のミスが大変なことを引き起こしてしまうため、正確に仕事ができる人を求められています。「細かなところに気が付く」とか、「しっかり確認ができる」などの丁寧さをアピールしましょう。
あなたが社会人で未経験の場合は「前職で培った経験・スキル推し」!
あなたが転職を検討していて、事務職未経験の場合は、前職でのスキルで事務職でも使える!というものを探してアピールすることで、未経験からでも事務職に十分に応募できます。
前職が営業だった場合は、コミュニケーション能力だけではなく「書類作成もやっていた」「パソコンスキルも十分にある」ということも書くと、書類通過の確率がぐんと上がります。
販売職だった場合でも、「細かな計算が得意」「簿記の資格がある」などで、経理の仕事への応募も可能ですし、もちろん一般事務職でも応募できます。
社会人経験が全くない、というわけではありませんから、あくまで「しっかり仕事ができる」「いままでのスキルが生かせる」ということをアピールすれば、未経験でも採用の可能性は大きく広がります!
まとめ
採用担当者にとって志望動機は「会うか会わないか」の最初の指標と言っても過言ではありません。志望動機ひとつで、その後の就職活動が変わってくるのです。未経験からでも、しっかり履歴書の書き方を学んで、良い志望動機が書ければ事務職への転職・就職も夢ではありません! 興味のある人は、ぜひチャレンジしてみましょう!