制度があれば必ず正社員になれる?「正社員登用制度」の実態大解明!

正社員登用制度




本当に「正社員登用制度」が使われているの?

「登用制度がある」と回答した事業所のなかで、実際に「登用制度」を使ったことがあると答えたのはなんとその半数の50パーセント弱。つまり、上記に書いたとおり、派遣社員を雇っている企業を100とすれば、約50の企業が正社員登用制度を導入していて、さらにその半分の25社が実績があると答えているのです。制度はあるけれど、使ったことがないという企業ももちろんあるよう。

制度があっても、必ず正社員になれるとは限らない

大変残念ですが、正社員登用制度が実際に社内規定の中にあっても、登用実績のない企業も、実際に存在しています。規定があっても登用をほとんど行わない企業は、実はそれほど少なくなく、逆に「制度があります」ということを人寄せパンダに使っている可能性もあります。
「正社員登用制度あり」の求人でも、遺憾ではありますが、「必ず正社員になれる」とは考えない方がいいと言わざるを得ません。
【参照:厚生労働省「正社員登用制度の導入状況」】
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2010/02/dl/s0205-8a_5.pdf

まとめ

パートやアルバイトなどでは難しい、長期的なライフプランを設計できる「正社員」。その登用制度は確かに魅力的ではあります。あらかじめ「本当に実績があるのか」「正社員になった時に自分に与えられるメリットは何か」などを確認し、上手に「正社員登用制度」を使ってみてください!




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RUN-WAY編集部

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