30代になってから、「こんなスキルも持っていないの?」「これ、出来ないの?」と言われてしまう人は、実は多いんだそう。そんな人たちが必ず思うのは、「20代のうちに勉強しておけばよかった」「20代のうちにスキルを身につけておけばよかった」という後悔の念です。
そこでここでは、30代になって後悔しないように、20代のうちに身につけておくべきスキルについて見ていこうと思います。
堂々トップ!「コミュニケーションスキル」
会社は、学校と違って縦割り社会。お友達を作るために会社へ行くことが目的ではないとはいえ、人間関係というのは仕事においてとても重要なファクターとなってきます。
接客業であれば、会社の人間以外にもお客様ともかかわらなければなりませんし、たとえ個人で行うような事務仕事に就いていたとしても、必ず誰かとは関わらないといけません。そうである以上は、20代のうちに、しかも社会人になる前に「コミュニケーションスキル」は身につけておくべきでしょう。
コミュニケーションスキルを身につけるには
コミュニケーションスキルというのは、おしゃべりがうまければいいというような簡単なものではありません。それに加えて、苦手意識を持っている人が克服しようとすると大きなストレスにもなる厄介なものなのです。
コミュニケーションスキルを挙げるのに最も有効なのは、「人に話しかけることをためらわない」ということ。「この人に話しかけたら怒られるかな」「大丈夫かな」という気持ちでいると、本当は相手がそう思っていなくても、誰相手でもおびえてしまうようになっていくのです。
苦手になりそうだなと思ったら、例えば、「今日は会った人5人に挨拶する」「目が合ったら話しかける」などの目標を定めてみましょう。あなたが苦痛にならないレベルでもちろん構いません。そして、目標を達成できたら、目いっぱい自分を褒めてあげてください。そうすることで、いつの間にか人と話したり、質問をすることが苦ではなくなっていくはずです!
仕事の幅が広がる!「英語スキル」
こちらも言わずもがなかもしれませんが、英語スキルは絶対に身につけておくほうがいいでしょう。
飲食店、販売店、レンタカー店にも、海外の旅行客はやってきます。そんな中で働いていくためには、語学力があると大変有利になります。任せてもらえる仕事の幅も広がりますし、あなた自身の視野も広がるはず。
英語は、学校で身につけた基礎知識ももちろん必要ですが、英会話の力も必要です。
今はたくさんの語学スクールや、英会話学校があります。あなたに合ったスクールが必ずあるはずですから、勤務後に通うなどして、20代のうちに実用英会話を身につけておきましょう!
社会人なら必須!「ビジネスマナースキル」
ビジネススキルも20代のうちに必ず身につけておくべきスキルです。ビジネスマナーというと、敬語や仕事場での振る舞い方などを思いつく人が多いと思いますが、そのほかにもお客様と話すときに注意すべきことや電話対応、書類の作り方やメールの打ち方など、本当にさまざま。
こちらも、英会話やコミュニケーションスキルと同じく、一長一短に身につけることは難しいスキルですが、勉強をしておくことは可能です。むしろ、少しくらいできていなくても、知識としてしっかり知っているのだと上司が判断できれば、認めてもらいやすくなりますし、目をかけてもらえ、勉強もしやすくなるはずです。
沢山のビジネス書が出ていますから、最初は簡単なもの、次いで難しいものとランクアップする勉強方法で学んでいくことで、自然にいろいろなことがスマートにこなせるビジネスマンになれますよ。
いかがでしたか。上記3つ以外にも、ExcelやWord、PowerPointを使いこなすスキルや、文章をすらすら作成できるスキルも重要になってきます。30代になって後輩ができ、そんな中であなたが「知らないこと」が恥ずかしくないよう、勉強できる20代のうちに是非、スキルを磨いておいてください!