今や、ほとんどの人が利用しているといえるTwitterやFacebookなどのソーシャルネットワーキングサービス、いわゆるSNS。そして、SNSでの「呟き」が、ふとした時に大炎上してしまう人もいます。
それがネタなどの写真ならいいのですが、万が一、ふとした仕事の愚痴を書いた時に炎上してしまったら……。
そこで今回は、SNSに仕事の愚痴を書き込むことによって起こるかもしれない危険性を書いていこうと思います。
SNSは気軽なストレス解消法?
社会人として企業の中で働いていると、どうしてもストレスは溜まってしまいます。心のうちにため込んだことが重荷になって気分が落ち込んだりすることも少なくありません。そんな時、ストレス解消したいと思うものです、例えばカラオケに行ったり、美味しいものを食べたり、飲みに行ったり。
そんなストレス解消法の中で、最も手軽でお金もかからないのが、SNSに愚痴・不満を書き込むこと。その手軽さで、ついつい大衆の見える場所で自分の会社をけなしたり、文句を言ったりしてしまうのです。「まさか関係者は見ないだろうし、自分だってわからないだろう」。そんな思いから始めたSNSでの愚痴が、大きな事件を引き起こしてしまうことも、実は少なくありません。
バレたら内容によっては解雇されたり訴えられる可能性も!
人間ですから、ついつい愚痴ってしまうことだってあります。ですが、よく考えてみましょう。SNSというのは、広く一般に公開されているものなのです。特に、若い人を中心にみられるTwitterでの「実名登録」、フェイスブックでは実名登録だけでなく今まで通っていた学校・会社の登録も出来てしまいます。そこから上司があなたをたどるのは、いともたやすいこと。
この情報化社会においては、派遣社員やアルバイトでさえも必ずと言っていいほどプライバシー保護法を学ばされます。そして、誓約書にサインをします。
愚痴の内容が、「ただの不平不満」だったなら、注意や勧告などで済む可能性もありますが、重要な会社への侮辱や情報漏えいが発覚してしまった場合、解雇されたり、最悪の場合訴えられる可能性すらあります。
解雇にならなくてもSNSの書き込み一つで会社にいにくくなる?!
解雇は免れたとしても、会社というのは本当に狭いコミュニティなので、一度広まった噂は火消しにとても時間がかかります。「あいつ、○○さんの悪口SNSに書いたらしいぞ」なんて噂が広まってしまったら最後。同僚、上司、果ては会社全体に目を付けられ、いじめられたり閑職に回されてしまったりすることも多いのです。
まとめ
SNSの利用は社会人であってももちろん構いません。ただ、書き込む際には、身元が特定できないようにハンドルネームを使ったり、カギを掛けたりして一般には非公開にし、会社に関係のない友達のみの公開にするなど、自己防衛が必要。楽しいSNSライフのために、しっかりした配慮とネットリテラシーを持って運用してくださいね!