経験を生かして行動する力がある
何かの仕事をしていれば、必ず「経験」をします。いい経験も、悪い経験もします。それを、別の仕事になった時、全く違ったものとしてとらえるか、経験を生かすことが出来るかも、優秀な社員とそうでない社員の大きな分かれ目と言えるでしょう。
それは、転職でなくても、同じ会社で別の部署に異動になるケースの時も言えます。例えば、営業部から事務へ同になったとします。この時あなたなら、「営業と事務は全く違う仕事だから、経験は生かせない」と思うか、「営業の経験を何か生かせるところがあるかもしれない」と思うか、どちらでしょう。
優秀な社員というのは、してきた経験を活かし、次のステージに行くことが出来るものです。営業で培ってきたコミュニケーションスキルや、書類作成のスピードを生かして事務方でも働いていこう、と思うと、全く別の職種なのにやる気もわいてきますし、なにより「自分は今までの経験を無駄にしない」という気持ちが、モチベーションの向上にもつながるのです。
課程よりも結果を重視する
優秀な社員は、どんな仕事に携わっているときも、必ず結果を重視します。
とても大変なプロジェクトに関わっているとします。その時、手を抜かず、一生懸命に準備をし、周囲とも協力し、万全の状態で毎日を過ごしていたとして、最終的にそのプロジェクトが「失敗」してしまったら、どうでしょう。
「失敗してしまったけど、準備はしっかりやったし、みんなとも協力で来たからよかった」と思うかもしれませんね。
ですが、優秀な社員は違います。そこで「確かにみんなで頑張ったし、やれることはやったつもりだったけれど、失敗したということは、どこかに失敗の種があったのだ」と考えるのです。プロセスを重視することは当然ですが、それを逃げ口上に使ってはいけないと、彼らは知っているのです。
優秀な社員は「自分を過剰評価しない」
今回は、「優秀な社員」の3つの共通点を挙げました。優秀な社員には、そのほかにもいろいろな要素がありますが、どれにも共通しているのはやはり「自分を過剰評価sない」ということではないでしょうか。
常に新たな知識に対してどん欲に、そして自分に驕ることはしない。それが優秀な社員になるための心がけになるのかもしれませんね。