他の人には記憶力があるのに、なぜか自分には記憶力がないと思っていませんか?
実は、それは思い違いなのです。
記憶力というのは、個人によって差があるものではなく、記憶力を低下させたり、妨げたりする原因を抱えているだけなのです。
覚えるための工夫次第で記憶力をUPすることができるので、「記憶力がない」と悩んでいる方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
記憶力の低下には原因がある
「昔は覚えられたのに、今はなぜか記憶力がなくなった」という人や、「なぜかしっかり覚えていられない」という人もいると思います。
実は、脳の中に、記憶力を低下させてしまう原因が隠れているのです。
原因①ストレスによる記憶力の低下
ストレス社会とも言われる現代。日々のイライラやストレスが原因となり、記憶力が低下しているケースがあります。
脳はストレッサーというストレスの種を排除するため、多くの働きをしています。そんな中、新たな物事を記憶しておくというのは難しいもの。
ストレスがあることで脳の働きが阻害され、記憶力が低下してしまいます。
ストレスをためないことが一番ですが、難しいことも多いと思います。
次にあげる原因にもつながってきますが、一日の疲れをお風呂に入ったり、おいしいものを食べたり、自分のためにしっかり時間を使ってリセットし、いい睡眠をとることでストレスも少しずつ緩和されていきます。それに伴って、記憶力も戻ってくるでしょう。
原因②睡眠不足による記憶力の低下
睡眠は、「記憶しておく」ということにおいて、とても大きな役割を担っています。一日の記憶は、睡眠をとることによってはじめて脳に定着し、長期記憶(ずっと覚えておける記憶)となるため、質のいい睡眠は記憶力のためには欠かせません。
深い睡眠にあたるノンレム睡眠状態になるためには、短時間睡眠でも深い眠りにつける人も稀にいますが、通常は最低でも7~8時間の睡眠が必要だと言われています。
睡眠前のスマートフォンいじりやゲームなどは避け、できるだけゆっくりと眠ることにより、前述のストレスの改善にもつながり、記憶力の維持にもなります。
原因③生活習慣の悪化による記憶力の低下
睡眠時間の不足だけではなく、食生活の乱れや、生活習慣が乱れることによっても記憶力が低下してしまいます。
新生活になり、生活リズムが変わってしまうと起こりがちな現象です。
コンビニのごはんが増えてしまい栄養が偏ったり、不規則な時間での食事を続けていると、脳の働きが低下し、仕事に集中できなかったり、勉強を頑張れなくなったりと、作業能率が落ちてしまうのです。
いつもなら頑張れるはずの仕事や、覚えられるはずのことがなかなか覚えられないというのは、この不規則な生活が原因の可能性もあります。
まとめ
記憶力が低下してしてしまう原因を3つ見てきました。
脳が正常に働き、記憶力を維持できるのは、しっかりした日常生活があればこそです。
最近急に記憶力が低下してきたな、と思う人は、生活習慣を見直してみるといいかもしれません。