プロジェクトマネジメントを任されたら!読んでおきたい本をご紹介

プロジェクトマネジメント




プロジェクトマネジメントに任命されたら、成功するために気合が入りますよね。そこで、プロジェクトマネジメントになったら読んでおきたい本を4冊ご紹介します。「ブルックスの法則」や「メンバーのやる気を出す方法」など役に立つはずです。是非、お読みください。

読んでおきたい本その1. 人月の神話―狼人間を撃つ銀の弾はない

「人月の神話―狼人間を撃つ銀の弾はない」の著者はフレデリック・P・ブルックス・ジュニアです。プロジェクトマネジメントでは重要な「ブルックスの法則」について書かれています。この本では、システムの開発リーダーをした著者が、開発の際に遭遇した課題をどのように対処したかについて書いています。ソフトウェア開者やプログラマーだけなく、一般のパソコンユーザーにも役立つ本でしょう。特に、「ブルックスの法則」に基づいて「遅れているプロジェクトに人員追加しても、さらに遅れるだけである」というのは、ソフトウェア開発が本質的に難しいことを分析しています。新たに人を入れても、理解するまでに時間が掛かるので遅れる可能性が高いのです。新人は間違うこともあるので、それの対処でさらに時間も掛かってしまいます。その他にも「人員を増やすと、コミュニケーションコストも増える」や「タスクの分解には限界もある」ということを参考に、現場で起きた事例を紹介している本です。

読んでおきたい本その2.ピープルウェア

「ピープルウェア」の著者はソフトウェア工学者のトム・デマルコです。「メンバーのやる気」を主題にしています。エッセイをまとめていて、柔らかい文体でありながらも分析が鋭く、ソフトウェアを作る人やプロジェクトに参加する人を焦点にした名著です。現場で起きた経験に基づく法則などを集めているので、ノウハウや裏技を知ることができます。この本で伝えたいのは、開発プロジェクトで大事なものは技術よりも「人」です。それぞれの人格を尊重する大切さや人材の選び方・育て方について書いています。また、結束したチームはどのような効果があるのか、仕事を成功させる組織作りなどが本の内容です。さまざまな視点から「人」が中心の開発プロジェクトについて語っています。1987年の初版から多くのエンジニアに共感されている本です。また、やる気を潰してしまう管理体制の変え方も書いてあるので、参考になるでしょう。著者であるトム・デマルコはプロジェクト管理やその手法のコンサルティング活動をしています。




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RUN-WAY編集部

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