4月は、新入社員の入って来る季節ですね!新入社員の指導を担当する機会もあるのでは、ないでしょうか。入ったばかりの新入社員さんは右も左も分からず、時には叱らなきゃいけない場面も出てきます!そんな時、誤った叱り方をしてしまったり、叱り方が分からないと頭を抱えることがないように、今回は「正しい叱り方」についてご紹介します☆
叱るべきタイミングは2つ!
まず、叱るべきタイミングは2つの場面に限られてきます。1つは、緊急を要するもの。2つ目は、他人に迷惑をかける状態である場合です。
【緊急を要するもの】
セキュリティに関わることや絶対にカバーが効かず、今すぐに動作をやめさせたい時にはa相手の思考を止めてでも、強めに叱ることが必要です。緊急な場合で、相手のことを考えている場合じゃない状況ではとにかく叱ることで強制的に動作を停止させる必要があります!もちろんその後に、「この行動はここが良くないからこうした方がいいよ!」と理由をきちんと説明して、フォローをするということが大切です☆ですが、仕事上で緊急を要するものはなかなか起きません。どちらかといえば、次に紹介する「他人に迷惑をかける状態」の時の叱り方が、使用頻度が高く重要になります☆
【他人に迷惑をかける状態】
仕事上で、他人に迷惑をかける状態としてあげられるのが「組織としての生産性を下げる行動」をしてしまうということです。生産性というと難しく感じるかもしれませんが、仕事のアドバイスをしてあげる感覚で考えるといいかもしれません☆仕事を始めたばかりだと、なかなか効率よく仕事をする所までたどりつくのに時間がかかってしまいます。ですが、その新人さんの生産性があがるように、「そういう指示の仕方だと、相手が困っちゃうんじゃないかな」といった、相手の目線に立ったアドバイスをしてあげるのがオススメです☆
叱り方のコツ☆
緊急な場合を除いて、叱り方にはコツがあります。まず1つ目は、大勢の人がいる場面では叱らないということです。人がいる前で叱ってしまうと、見せしめのように感じてしまいせっかく話している内容も聞き入れにくくなってしまいますし、何より叱っているアナタの印象も悪くなってしまうので注意しましょう。2つ目のコツは、きちんと叱ったらそれ以降は、ネチネチといつまでも引きずらないことです。いつまでも、同じことを言っていては嫌味っぽい人に見えてしまいます。あとは、注意したい場面であればその都度伝えるというのも大切です!例えば、「今の会議での○○のことなんだけど、こう伝えた方がいいんじゃない?」とアドバイスをする形で伝えるようにすると、嫌味っぽくならず相手も受け入れやすくなります☆
期待していることを伝える☆
叱るときに気をつけたいのは、叱りっぱなしにしないということです。必ず、「期待しているよ!」というメッセージが伝わるような言い方を意識することが大切です!ただ、叱ってしまうと“怒られた…”と落ち込んでしまい、その先の成長に繋がりにくくなってしまいます…例えばミスを指摘するとき、「どうしてミスしたの?」と責めるのではなく「このミス、いつものアナタらしくないね。」と伝えることで、いつも自分を気にかけてくれているんだということと、ミスが起きてしまった事象を言っているのだということが分かります☆ミスを叱るときなどは、必ず責めるのではなく期待を込めて言っているよと伝えるように意識をすると相手に伝わりやすくなりますよ☆
今回は、正しい新人さんの叱り方についてご紹介しました☆叱るというのは、叱られる側もイヤですが、叱る側もなかなか気が重くなってしまいます。その原因として多いのが、「思っていた意図と違う風に伝わってしまう」ということだと思います!なので、後輩を叱らなければいけない場面になったら言い方や、シチュエーションを意識して伝えるようにしてみてください☆アナタ自身が気持ちよく働く為にも、ぜひ実践してみてくださいね♪