夜、どうしても眠れない……その原因はもしかして「会社に行きたくない」からではありませんか。仕事から帰ってきて、疲れているはずなのに、どうして眠れないのか。そんなあなたは、もしかしてうつ病になりかけているのかもしれません。心が楽になるための方法や、眠れないときの対策についてお話していこうと思います。
「眠れない」のはうつ病の初期症状かも?
「会社に行きたくなくて眠れない」、「夜中に目が覚めてしまって眠れない」……。こんな症状が、1日や2日でなくというのは、2週間以上続く場合、いわゆる「不眠症」という病気の可能性があります。これは、うつ病の初期症状です。
この症状は、長く続けば続くほど、夜に眠れず仕事中眠くなり、結果的に仕事の能率が下がった結果、仕事で失敗することが増え、上司に怒られてしまいます。それによって、さらに仕事が嫌になってしまうという無限ループにハマってしまうのです。
まずはあなたの眠れない原因を知ろう
眠れないのは、どうしてでしょうか。「会社が辛いので、行きたくない」「具合が悪いので休みたいのに休めない」「会社に言ったら理不尽に上司に怒られる」など、たくさんの原因があると思います。
ですが、よく考えてみてください。あなたは「働くために生きている」のではありませんよね。「生きるために働いている」のではないでしょうか。
「体や精神が辛く、どうしても出勤できない時に休ませてくれない」会社は、貴方のことを考えてくれていないのです。決して、いい会社ではありません。
あなたの心と、体は、壊れてしまったら元に戻るのには相当な時間がかかります。あなたがそこに居続けなくても大丈夫。逃げ出してもいいのです。
眠れないときは心身をリラックスさせよう
ゆっくりお風呂に入って温まろう
1人暮らしをしていると、ついシャワーだけで済ませてしまう事が多いかもしれません。たまにはゆっくり湯船につかって、ゆっくりと体を温めてみましょう。
身体を芯から温めることで、布団に入った時にゆっくり休むことができます。自分をいたわるために、入浴剤を買ってきて、ゆっくり時間を取ってお風呂に入るのもいいかもしれません。
リラックスするアロマを炊いてみよう
いろいろなアロマが、今、いろいろなところで買うことができます。すでにブレンドされているものも売っていますし、リラックスのための精油のセットも販売されています。
スタートのための物品としては、アロマポット、キャンドル、果てはブレンドオイルまで100円均一でも簡単にそろうので、興味があれば購入してみてください。
私もアロマを使いながら仕事をしていますが、リラックスブレンドでおススメは「ラベンダー1+ベルガモット1+マジョラム1」や、「ラベンダー1+スイートオレンジ2」。ろうそくの揺らめきと香りで、心を落ち着けることができます。
ヒーリングミュージックを聞きながら眠ってみよう
アプリでも「安眠アプリ」があったり、ユーチューブでも無料で「安眠音楽」を聞くことができます。さざ波の音や、穏やかなピアノは心を落ち着けるだけではなく、あなたを安眠にいざなってくれます。ホットアイマスクなどで目を温め、香りを感じながら、ヒーリングミュージックを聞いて……。穏やかな気持ちになることで、明日への力をまた蓄えることができるようになります。
まとめ
「会社に行きたくない」「気が重い」……。それが理由で眠れない。そんなあなたは、いま無理をしているのです。つらいときはゆっくり休み、好きなことをして、夜には穏やかな気持ちで眠る一日を過ごしてみてください。その1日が、あなたのこれからにとってのエネルギーを作る1日になるでしょう。脳から発せられている「行きたくない」というコールをしっかりあなた自身が聞いてあげてくださいね。