人間、「嫌いな人」「苦手な人」というのは誰しもいるものです。それが、友人関係であったり、はたまた会社の上司であるかは分かりません。ですが、友人なら「関わらないようにする」ことができても、会社の上司ではそうはいきません。不必要に関わらないでいることはできないでしょう。ですがどうしても、上司を嫌い・苦手だと思ってしまった場合、そんな上司と付き合っていくための方法を紹介します!
嫌いだからこそあからさまな態度はNG!あくまで礼儀正しく
嫌いな人に対して、どうしても「顔に出てしまう」こと、ありますよね。ですが、相手はあくまでも上司です。どんなに嫌な人であっても、苦手な人であっても、あからさまに「嫌いです」「苦手です」という態度を顔に出してしまってはいけません。
相手がきつい態度で接してくれば来るほど、「自分は社会人として大人の対応をする」と言い聞かせましょう。あくまでも礼儀正しく接すること。そうすることで、「嫌いな上司」にではなく、そのほかの上司や同僚からの見られ方が良くなります。あなたが礼儀正しく接すれば接するほどに、周りの人からの評価が上がるのです。
余計なことは考えない!集中して仕事をこなす
ふと気が付くと、嫌な上司のことを考えている。その思いがどんどん大きくなっていって、あなたの心をむしばんでいく……。そうならないように、まずは自分の仕事に集中してみましょう。一つのことに打ち込むことで、上司のことを考える暇がなくなります。そうすれば、嫌な上司がいたとしても、あなたの勝ち。
あくまでも、あなたは職場に仕事をしに来ていますよね。仕事をしに来ているのであって、上司と仲良くなったり、楽しく会話をするために来ているのではありません。上司も、自分の仕事に必要なパーツの一つだと思えば、少し気が楽になりませんか?
なるべく意識しないようにする!苦手意識をなくそう
「あ、あの上司嫌いな人だ……」「あの人苦手なんだよな」と、あなたの中で意識してしまうと、その苦手意識は頭にこびりついて離れなくなってしまいます。
ですが、その苦手意識はふとした時に出てしまうもの。自分ではそうとは知らないうちに、会話や表情がぎこちなくなってしまいます。そしてその表情や会話の微妙なぎこちなさが、相手にも確実に伝わってしまいます。
ですが、もしかしたらその上司は、あなただけではなく他の人にも同じように、きつい態度を取っていませんか。そうであれば、嫌われているのはあなただけではないのです。そんな上司のことは、周りも「あの上司は苦手だ」と思っているはずです。
できるだけ、「上司がいま、自分のことをどう思っているか」「みんなと上手く付き合わないと」と思い込んでしまわないようにしましょう。上にも書きましたが、上司に好かれるために職場に来ているわけではないのです。
まとめ
嫌いな人はどうしてもできてしまうもの。それが上司であることも、よくあります。最悪、どうしてもだめな場合は転職を考えてみてもいいかもしれません。なにはともあれ、自分の気持ちをしっかりコントロールして、心の健康を守ってください!