上司は「あなたにとっての将来を左右する存在」と言っても過言ではありません。上司に目をかけてもらえれば、あなたはたくさんの成長を望めるでしょう。ですが、嫌われてしまったり、上司自体に問題がある人だった場合、社会人として大きな成長の場を得ることは困難だと言わざるを得ません。
上司は、部下を持ち、そして権限を持っています。そしてその権限を持ち合わせている立場上、部下に対して好き嫌いはしてはならないのです。ですが、どうしても、目の前の相手に対して、少なからず好き嫌いが生まれてしまう可能性は否定できません。
そこでこの記事では、どうやったら可愛がられる部下になれるかについて見ていこうと思います。
1、仕事は「学ぶ姿勢」を強く持って
仕事をするにあたって、新人のうちは人に教えてもらいながら業務にあたりますよね。その際、知っていることだとしてもしっかりと教えてくれる人の話を聞き、メモを取り、学ぶ姿勢を見せてください。分からないことは、しっかり質問して、教えてもらったらお礼をはっきり言う。たったそれだけで、「やる気がある」「目をかけてやろう」という気持ちを上司に持たせることが出来ます。
やったことのあることだったり、分かっていることというのは聞くのが面倒になり、態度が悪くなったりします。そんな人に、上司は絶対に可愛がってやろうという気持ちは持ちません。
2、気配り上手は可愛がられ上手
よく「部下は気配りができてなんぼだ」という発言を上司から耳にします。何を偉そうに、と思うかもしれませんが、あなたが上司だったら「気配りの出来る部下」と「出来ない部下」ならどちらを可愛がりますか? 答えは明白、気配りができる部下なのです。
職場での気配りというのは、「やってあげている」「してあげた」という気持ちでやってはいけません。「コーヒーくれる?」と上司に言われたら嫌な顔せずに入れてきたり、その上司が砂糖とミルクを使うならいっしょに持って行ってあげたり。ゴミが溜まっていたら捨てに行ったり。あとは、雑用を頼まれても、笑顔でいる。そんな些細なことができるだけで、あなたのことをかわいがろうという気持ちが上司に生まれるはずです。