貴方の職場に、やるべきことを先延ばしにしてしまったり、時間に遅れたり、場の空気が読めなかったりするひと、いませんか。もしくは、キレやすかったり落ち着きがなかったり。そんな人はもしかしたら――「大人の発達障害」なのかもしれません。
これは、思っているよりも身近なところで怒っている問題かもしれません。そこで今回は、そんな「発達障害」を抱えているひとが仕事において困難と感じていることと、それについての周りの対処法を考えてみましょう。
まずは知ろう!発達障害とは?
発達障害と一言に言っても、一種類ではありません。
- 衝動的な行動をとることがある「注意欠陥・多動性障害(ADHD)」
- 対人スキルや社会性に難のある「自閉症」「発達障害(AS)」
- 特定能力の習得に難のある「学習障害(LD)」
これらを聞いて、「おや?」と思う人もいるかと思います。そんな方は、これは「子供特有の障害」なのではないかと思ったのではないでしょうか。
ですが、実はこれは「大人の発達障害」として現れることもあります。しかもその場合、うつ病や依存症を併発するなど、より大きな問題を引き起こしかねない、恐ろしい症状なのです。