つらいときにはちゃんと休んで! 女性の味方“生理休暇”




生理休暇中の賃金

労働基準法では、生理休暇中の賃金の支払いに対しては特に制限を定めていません。従って賃金については会社独自の規定に則って支払われます。有給の生理休暇を設けている会社もありますが、「〇日までは有給」という制限がある会社や、休んだ分はすべて無給になる会社もあります。規定で有給となっている会社は、労働基準法で定められていないからといって、賃金を支払わないということはできません。よく確かめておきましょう。

生理休暇取得で気を付けたいこと

いくら生理休暇が認められるからといって、つらくないのに何日も休んでしまうと有給休暇の付与に影響が出ることがあります。有給休暇の取得は「労働日の8割出勤していること」が条件です。生理休暇は欠勤扱いになってしまうので、生理休暇が多いと条件から外れてしまう可能性があります。

また、生理休暇中に実は旅行に出かけていたなどということが判明した場合、懲戒処分になってしまうケースもあります。女性が生理をタテに、当たり前に休む慣習ができてしまったら、会社の業務に支障が出るだけでなく、女性全体に対する信用がなくなってしまいます。節度を守って、適切に生理休暇を取得し、つらい時期を乗り越えていきましょう。




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RUN-WAY編集部

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