「転職のきっかけ」はどこに?こんなときは転職したほうがいい




終身雇用が当たり前の時代がたった20年前まであった日本。現在は、キャリアアップのための転職が当たり前になってきています。待遇の向上を求めて転職も、もうそう珍しくありません。今回は、転職のきっかけにフォーカスして、どんなきっかけで転職したのか、転職に適したタイミングなどを解説します。

転職しようと思ったきっかけ10選

転職は、キャリアアップ・キャリアダウンのどちらにもなり得る可能性があります。人は、どのようなタイミングで転職するのでしょうか。ここでは、転職に至ったきっかけを10つ紹介します。

①会社の将来性が不安

このケースでは、仕事内容に不満はないのですが、会社の将来性に不安を感じてしまって転職するというものです。会社が転覆してから再就職するよりも、できるだけ存続しているうちに新しい就職先を探そうという気持ちから、転職を決めるようです。

会社の存続への不安は、業績不振や事業方針の変更、減給や周囲の従業員の解雇などであおられます。先行きが不安な会社と一緒に沈むよりも、早く安定している会社へ転職してしまおうと思うのは、自明の理でしょう。

②体調不良

会社勤めをしていると、どこかで当たる転職理由かもしれないのが、この「体調不良」です。筆者も実際に体調不良で転職したことがあります。

体調不良の原因は様々です。激務や人間関係の劣悪さ、パワハラなど……。体だけでなく、心もボロボロになってしまい、転職を決意するのです。

体調不良になっても忙しさから病院へ足を運べず、気持ち的に耐えられなくなって心身が回復不可にしまう方もいます。転職を考えるならば、症状が悪化してしまう前に次の会社を探したほうがよいでしょう。

③上司との人間関係

人間関係というのは、仕事をするうえで切っても切れない重要な問題です。上司との仲や同僚との関係性などで悩んでいる人が多いようで、気持ちよく仕事ができずにストレスをためてしまい、転職を考える方が多いようです。

仕事にやりがいがあっても、お給料がよくとも、人間関係がうまく行かないと精神的負担が大きくなりやすいのです。これによって、最終的にストレスがかかり、体調不良で転職を決める方が多いのはよくわかりますよね。

④ヘッドハンティング・引き抜きを受けた

ヘッドハンティングや引き抜きによって、前向きな転職を決意する人もいます。同業他社への引き抜きが多いのですが、優秀な人材であればあるほどその可能性が高くなります。

ヘッドハンティングされた場合、基本的に今いる会社よりも高い給料、いい待遇で迎え入れられることがほとんどです。能力や考え方、行動など、いまより高みを目指せるので、良い転職になります。

⑤他にやりたいことができた

こちらもポジティブな退職理由です。今いる会社ではやれない、やりたい仕事が見つかったというパターンです。

もしかしたら、昔からやりたい仕事に挑戦する機会が生まれたのかもしれませんし、今の仕事を通じて新たな興味が生まれて別の仕事をしてみたいと思ったなど、前向きなことが多いです。強い原動力があるので、次の仕事も早く見つかるケースが多いようです。

⑥給料・待遇への不満

給料や待遇への不満は、人を転職に駆り立てます。給料が良い会社・待遇がいい会社だと考えて入社した人にとっては、「給与の高さ」と「待遇の良さ」が会社に求める価値なわけです。ですから、その価値を認められなければ、転職を決意するのは致し方ないことです。

そればかりが目的でない人でも、給料や待遇は日々の仕事におけるモチベーションにつながる大事なファクターです。成果を残しているのに賞与や昇給もない場合、どうしてもモチベーションは下がっていきます。自分の働きに正当な給料が欲しいと思えば、転職を考えるのは必然です。

⑦勤務時間や休日に不満

上記の給与・待遇への不満と同様に、勤務時間や休日に不満がある場合も転職のきっかけになりやすくなります。残業時間が多いのはふつう、休日出勤も当たり前となれば、不満がたまるのは仕方ないことです。

生活のためにと最初は頑張れるかもしれませんが、それによってプライベートの時間がなくなり、何のために働いているのかと疑問が不満に変わります。しかも、残業が当たり前の会社は、その働きに対する給料を支払っていないことも……。そうすると、転職するしかないと思ってしまうのも分かりますね。

⑧望まぬ部署異動

企業は、事業方針の見直しや部署異動を随時行っています。最初に「部署移動はありません」とされていても、会社が生き残っていくためにと致し方なく行うことはあり得ることです。しかし、勤務地の関係や仕事内容の関係で、それに従えない場合も存在します。

望まない部署で努力しようと思っても難しく、転職へのきっかけになってしまうことも大いに考えられます。

⑨評価に不満がある

給与・待遇の不満にも似ていますが、こちらはより「正当さ」に寄った不満です。仕事をしていく上で、自分が行ったことに対する正当な評価はとても重要です。評価がされないで実績ばかり求められると、自分を必要としてくれていないのではと思ってしまいます。

そうすると、どんなに成績を残しても意味がないと考えるようになります。評価がしっかりとしている他の企業に行った方がいいのではと考え、転職を検討するようになるのです。

⑩結婚・出産・介護など、ライフスタイルによる状況の変化

女性に多いのが、このライフスタイルの変化による転職です。結婚による寿退社や、妊娠・出産による退社、夫の転勤による引っ越しに付いて行かざるを得ないが故の退社など、私生活の変化で転職するパターンです。

男性でも、親の介護によって引っ越しを行うなど、今の職場を離れ、転勤先で新しい職場を見つけなければならないことはよくあります。

年代別に見る「転職のきっかけ」

転職のきっかけは、年齢によっても変わってきます。ここでは、転職のきっかけを年代別に解説していきます。自分の年代の転職のきっかけを確認しつつ、自分の今の状況と照らし合わせてみてください。

20代の「転職のきっかけ」とは?

転職率が高めの20代。このころはまだキャリアビジョンも確立しておらず、「求人情報で見たよりも頑張りが給与に反映されない」「現状の待遇で仕事を続けるのが難しい」と感じ、不満から退職する人が多いようです。 

このような給与・待遇の問題は自分の努力だけではどうしようもないこともあります。周囲の先輩方の給与の伸び率を見て、がんばっても給与の上がる見込みがないと分かると、自分もそうだろうと見越して転職を決意する人も少なくありません。

後半になるとやりたい仕事が他に見つかったことで、「自分のやりたい仕事は今の仕事ではない」と感じ、キャリアチェンジのために転職するようになるようです。部署異動で解消できるミスマッチならいいのですが、なかなか希望の部署に異動できずに転職に至る人も多いようです。

機敏に動ける若いうちだからこそ、自分をより評価してくれる転職先や、やりたい仕事に挑戦するのも悪くないでしょう。

30代の「転職のきっかけ」とは?

30代になると、ある程度責任ある役職に就くことも多くなります。そして、今自分が身を置いている会社の内情や、自分への評価を把握できるようになるため、現状に対する不満や企業への不安を感じて転職を意識する人が多いようです。

30代は、もっとも働き盛りと言われる年代です。20代でしっかりキャリアを積んできた人ほど、30代でさらなる高みを目指すためにキャリアアップを狙って転職活動を行う人もいます。

20代のころよりも思慮が生まれ、40代よりも転職しやすい30代という時期は、転職活動を行いやすい時期ともいえます。もし「このままでは成長できないかも」と感じたら、一度しっかりと考えて転職を検討してもいいかもしれませんね。

40代の「転職のきっかけ」とは?

30代よりもよりキャリアを深めた40代。新たな仕事に挑戦したいという気持ちよりも、今のキャリアを生かした安定的な職に就こうと転職を検討する人が多いようです。定年後の暮らしについて具体的に考え始める歳でもありますので、長期的な安定は転職活動の大きなきっかけになるのでしょう。

一方で、長く会社にいると、マンネリ化してきてやりたい仕事をしたいという思いも生まれます。50代になる前に本当にやりたかった仕事に転職し、後悔なく定年を迎えたいという思いがきっかけで転職を目指そうと思う人が多いようです。

ちなみに、40代で新たなキャリアにチャレンジする人は、今はそれほど珍しくなくなっています。脂ののった年代のセカンドキャリアとして、新たな道に進みたい人は多いのです。

50代の「転職のきっかけ」とは?

50代は給与アップより、早期退職やリストラ対象になることを避けようとします。これまでさまざまな仕事にチャレンジしてきたからこそ、安定した会社への転職を考えやすい年代です。

目前に迫った定年後の生活のために、あらたなチャレンジよりは今までの自分を生かせる環境を転職先の条件として挙げる人が多い傾向にあります。ここまで培ってきたキャリアを使って、自分の能力や経験をより生かせる場所で仕事をしたいという人が多いようです。

転職経験者が教える!ベストな転職のタイミング

転職を考えている人にとって、知りたいのはベストな転職タイミングですよね。「転職したい」というきっかけがあっても、タイミングを間違えてしまうと悲しい結果になってしまうこともあります。ここでは、転職に適切なタイミングを紹介します。ぜひ活用ください。

転職活動は「求人情報が出てからすぐ」がタイミングよし

企業というのは、採用のタイミングというものがあります。企業側としては、できれば早めの採用を心がけたいと思っています。長く出すぎている求人というのは、それくらい決まりにくい案件か、人気のない案件とも考えられます。

できれば、いい求人かどうかしっかり吟味したいところですが、直感でいいなと思ったところにはすぐ書類だけでも応募してしまいましょう。それから、ほかの求人と比較検討すればよいのです。

企業としては1月入社と4月入社が一番の受け入れのタイミングなので、そこをねらっての転職活動を行うと、企業数も多く良いタイミングと言えるでしょう。

メンタル・体調ともに調子がいい時

転職は、どうしても追い込まれてから行ってしまいがちです。ただ、その状態でさらに自分を奮起させるのは難しく、疲れた顔で面接に行っても落ちてしまいがちです。それでさらにメンタルが落ち込む悪循環に陥ってしまいます。

自分が評価されていないと感じた時や、待遇に不満があるとき、人間関係の悪化など、「自分以外に原因がある転職」の時は、体調を崩してから辞めるのではなく、まだ体調やメンタルが良い状況の時に転職をするのが一番です。前向きな表情、テンポの良いトークができれば、面接官にもいい印象を持たせやすいのです。

まとめ

いかがでしたか。転職のきっかけになりそうなポイントはありましたか?

転職を行う際は、担当業務の振り返り、後任にしっかり引き継ぐという責任を果たしてから行うことも大切です。退職の後腐れでもめないよう、そしてあなたにとって一番いいタイミングで転職ができるよう、頑張ってくださいね。






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RUN-WAY編集部

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