こんにちは、トイアンナです。就活媒体で執筆をはじめてはや7年。気づけば学生の相談に乗る「怪しい就活おばさん」と化していました。現在は週に5名前後の相談をお受けしつつ、企業の採用戦略にも携わっています。
そんな中「ああ、この人は面接に通らないだろうな」というしぐさをする人が、一定数出てきます。本人の能力が低いわけでもなく、準備不足でもない。それなのに面接で落とされてしまうのですから「もったいない」方たちです。今回はその落ちるしぐさについてご紹介することで、面接前の警鐘を鳴らさせていただきたいと思います。
面接で優秀さを測る尺度は、主に2つ
面接では「優秀さ」と「相性」の2点が主な査定対象となります。相性が多少悪そうでも、とびきり優秀なら担当者は思い切って採用を決意することがあります。しかし「優秀さ」が採用基準より不足していると、いくら性格上相性が良くても採用されることはありません。
といっても、面接で査定される「優秀さ」は資格や成績のことではありません。むしろTOEICスコアや国家資格などは事前に履歴書で確認できるため、面接に呼ばれた時点で「目に見える成果」は理解されています。
わざわざ面接に呼び出してまで確認される優秀さとは、コミュニケーションに関すること。それも「質問を投げてから返答が来るまでの速度」と「回答の質」の2点に絞られます。