1日のほとんどの時間を過ごすことになる職場。そこでの人間関係が悪かったら……、精神的にも体力的にもつらいですよね。転職した先で最初に失敗したくないのは、そんな人間関係ではないでしょうか。
実際に、「転職活動を始めてみたけどなぜか面接が通らない」「転職先での人間関係がうまくいかない」「どうしてこうなったのか分からない」という人は多くいます。そこで、今回は、転職活動でのNG行動と、転職先での人間関係を良好に保つために避けるべきNG行動を紹介していきます!
転職活動でのNG行動2つ
面接NG① 使い古されていたり、実のない志望動機
転職活動で最も多く、かつNGである行動の一つが、ありきたりで漠然とした志望動機を提示することです。
もちろん、特にユニークな志望動機を考えろというわけではありません。あきらかに「どの会社にも通用しそう」で、「インターネットで調べただけの知識」しかない志望動機では、やはり面接担当者には響かないのです。応募先の会社のことをしっかり調べ、そこに即した志望動機を準備しましょう。「やりたい」「働きたい」という熱意だけでは、よっぽどのことがない限り、何も伝えきれません。
また、面接ではいろいろな方面から質問が投げられます。質問の意図を汲み取り、テンプレート回答にならないよう、心がけましょう。
面接NG② 転職なのに……新卒気分が抜けない回答もダメ!
志望動機や、「会社で何をしたいですか」という問いかけに対してよく聞く回答である「勉強したい」という理由。これは、特に転職の面接では絶対に言ってはいけません。あなたに求められているのは、「即戦力かどうか」。転職面接で採りたい人材は、とにかく「今すぐ働ける人」なのです。
会社は勉強する場所ではないのです。仮に未経験の会社への転職であるとしても、「知識は身に着けてまいりましたので、それを生かしてすぐにお力になれるようにします」と言われた方が会社は安心するでしょう。
転職活動が成功して入社してからのNG行動2つ
NG① 「前職では~だった」は言っちゃダメ!
とかくやりがちなことですが、「前職ではこうだった」と言って、勝手に仕事を進めてしまうことは、絶対にやってはいけません。
転職活動が成功して、張り切って「仕事をこなすぞ!」と思っている人こそが、陥りやすいミスです。
もちろん、「やれるようにやってみて」と言われたら、今まで培ったノウハウを使って仕事をすることはいいことです。ですが、郷に入っては郷に従えということわざもある通り、「その会社のやり方」と言うのがあるのも事実。
自ら進んで前職のやり方をつらつら話して引かれるよりも、まずは今の職場の仕事を教えてもらってから、今までの知識を使って効率よく仕事を進めれば一目置かれる存在にもなれるはずです。
NG② コールを放置はNG!電話には積極的に出る
新しい職場では、やはり関門になる一つとして「電話を取る」というのがあると思います。実は私も電話は苦手なので、みなさんのその気持ち、ほんとうによくわかります。
ですが、雇っている側になってみたらどうでしょうか。最初はどうしてもできる仕事が少ないので、「電話対応」は、経験のある中途採用差であれば当然出来ることとして、やってほしいと思いませんか。
ですが、新しい職場では人を覚えていなかったり、電話機の使い方も会社によって様々だったりします。事前に、座席表や名簿を用意しておいたり、電話の繋ぎ方、危機の操作方法など、先輩に率先して聞いておくといいでしょう。
まとめ
いかがでしたか? 案外「そんなことが……」と思うことも多かったかもしれません。これらの「NG行動」に気をつけつつ、転職活動を成功させ、新しい職場に馴染みましょう。まずは「笑顔で挨拶」が一番大切ですよ!