「部下が自ら動いてくれない!」と思っているうちは、上司が努力不足です【ライター/トイアンナ】

動かない部下




こんにちは、トイアンナです。私もアラサーど真ん中。そろそろ周囲に「初の部下」を持つ女子が増えてまいりました。そこでお伺いする相談が「部下が受動的すぎる!」というものです。もともと起業していたり、外資でマネジメント経験をやったりした身。その気持ち、痛いほどわかる……っていうか物理的に痛いです。

 

しかし、あえて心を鬼にして申し上げます。部下が積極的に動けないのは「自分の努力が不足しているから」だと。

 

社員は自ら動こうとして、叱られた経験を持っている

まず、前提として「どんなにやる気のない部下でも、自ら動こうとするもの」です。なぜなら仕事なんかどうでもいい、一刻も早く家へ帰りたい人材にだって「早く帰るために業務を効率化する」モチベーションが湧くからです。

 

しかし往々にして、部下は「積極的に動いたら叱られた」経験を持つものです。たとえば、こんな叱り文句に見覚えはないでしょうか?

「何で言った通りにできないの?」

「お金をもらってるんだから、積極的に動くのが当たり前でしょ」

「余計なことしてる暇があるならミスを無くしてよ」

「なんでこんなことしようと思ったの? もういい、この仕事は私がやります」

少なくともあなたは、近しい発言を「自分が若手のとき」聞いたり、見たりしてきたのではないでしょうか。そしてこの手の上司が「最近の部下はやる気がない」というたびに、イラっとしてきたと思います。なぜならそのとき、部下を受け身にさせていたのはほかでもない上司だったはずだからです。




RUN-WAY編集部

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