自分の行うことに、どうしても自信が持てない。何故か自己肯定感が低く、やることに確信を持てない。そんな人は多いのではないでしょうか? 自信を持てないと、何をするにも躊躇が先に出てうまくいきません。今回は、自信がない人が自信をつけるためにするべきことについて見ていきましょう。
自信がないと何をするにもつらいもの
何かをするにあたって自分に自信が持てないと、不安や苦しさが伴います。常に「大丈夫かな?」という気持ちで物事にあたらなければならず、新しいことに挑戦もしにくいものです。
逆に自信に満ち溢れている人というのはキラキラ輝いて見え、何をするにも堂々としています。そんな人にあこがれつつも、自分にはなれないと思い込んでいませんか。
実は、自信というのは後から付けることが出来るのです。根拠のない地震はただの虚勢と同じです。自信がある人も、最初からあるわけではありません。しっかり雨づけられたものがあるから、堂々としていられるのです。
そもそも「自信がない」とはどういう状態か?
「自信がない」という状態について考えてみましょう。自信がない人も、最初からずっとなかったわけではないのです。自信を持って行ったことが失敗したり、成功体験を得られなかったせいで自信を喪失してしまうのです。
そして、自信がないと思っているのはほかならぬ自分自身です。他人からあなたを見て、自信がなさそうだなと思ったりはしません。逆に、自分自身が他人に「自分には価値がないとおもわれている」、「自分には何もできないのだと軽蔑されている」と思っているのです。それは、あなたの心のなかだけだと知りましょう。
自信を持つ方法は「思い込み」の脱却から
自分の心の中で思っている「自分は無価値である」「自分は何かをしたら嫌われる」という状態は、本当に客観的事実でしょうか。自信のなさは、そういった思い込みから来ていることがほとんどです。
自信を持ちにくい人というのは、実は自分は愛されないと思い込んでいることがほとんどです。逆に、自分が認められたい、愛されたいと思うからこそその状態にならないと「自分は何もできない」「自分には価値がない」と思い込んでしまうのです。
「自己評価」は冷静に行って行動に移そう
自己批判をしてしまっているとき、多くの場合自分の置かれている状況を正確に把握できていません。たとえ結果を残していても、たとえ人から褒められていても「自分はだめだ」と思い込み、自信がなくなっています。
自己評価が低い人は、往々にして常にこのような状況にあります。
こういった思考回路になってしまう原因は様々ですが、例えば幼少期に親から頑張りを認めてもらえなかったり、いくら頑張っても上司から叱られ続けたりすると、たとえ他の人から大丈夫と言われても、駄目なんだ、と思い込んでしまう傾向にあります。
自信を持つためには、そういった内的な自己批判をやめ、冷静に自己評価が出来るようにならなくてはなりません。
具体的な自信を持つためのプロセス
自信を持つために自己評価を上げる必要があるのが分かったところで、そのような状況にするために具体的にどんなことをすればよいでしょうか。
まずは、「自分にはなにもできないんだ」とあなたのなかで自分を批判しはじめたとき、その状況を紙に書きだしてみてください。いつ、どこで、どうして、どんなふうに自分が駄目だと思ったか、箇条書きでOKです。
おなじように、他人から感謝されたときも書き記しておきましょう。書いたら、それをその時は読み返さず、しまっておきます。そしてしばらくしてからノートを見返してみてください。
これを繰り返すことで、この状況になると自分はだめだと思うようだ、こうしておけばよかったのでは、この時に褒められているからこうすればよい、と自分の思考や行動を客観視できるようになります。
すると自己批判をせずに行動に移せるようになり、じぶんはやれる、という自信が生まれるのです!
まとめ
自信というのは、一長一短に生まれるものではありません。そして、自信は決して持っていて後ろめたいものでもありません。自分の強み・得意分野を知ることで、生き方も変わる可能性もありますし、何より日々が楽しくなります。
自信があれば新しいチャレンジも不安が少ない状態で行うことが出来ます。頑張ろうという気持ちが後押しになってくれるのです。ぜひ、今回紹介した自己認識を変える方法を試してみてください。きっと、充実していて楽しい毎日になるはずです!