今回のインタビューはマガシーク株式会社でマーケティング部長として働く宮川貴恵さんです。
宮川さんがマガシーク株式会社に転職しマーケティング部長になった経緯や、マーケティング部長として意識していること、また女性管理職としてマガシーク株式会社で働く環境について聞いてきました。
マーケティングスキルを伸ばすために転職を決意
まずは宮川さんの職歴についてお聞きしました。
宮川さんの経歴は?
マガシーク株式会社は3社目です。
1社目では化粧品会社で販促企画をサポートし、2社目では会員制旅行予約サイトの運営をしてきました。今でこそIT関連のマーケティングをしていますが、初めてその領域に触れたのは2社目の旅行予約サイトの運営なんです。グループリーダーとして販促企画やSEO、web広告などのマーケティング業務を幅広く担当させていただきました。
マガシーク株式会社へ転職した理由は?
2社目でマーケティング業務を幅広く担当させていただいた経験から、データを活用し、マーケターとして説得力のある企画や提案ができるよう「分析のスキルを向上したい」という気持ちが出てきたのがきっかけです。
MAGASEEKサイトでは300万人の会員データを保有していて、自社で物流も担っています。マガシーク株式会社ならより難易度の高い分析に挑戦することができ、マーケターとしてのスキルを向上させられると感じ転職を決意しました。
異例のスピードでマーケティング部長に就任
宮川さんは、マガシーク株式会社に転職後およそ2年でマーケティング部長に就任しており、これは異例のスピードだそうです。部長になるまでの経緯やその時の気持ちをお聞きしました。
どのような経緯でマーケティング部長に?
上司にマーケティング部長に推薦していただいたことがきっかけです。
推薦していただいた理由を上司に聞いてみると、「1つ目に、前職で培った幅広いマーケティング業務の知見を生かしたマーケティングスキル、2つ目に短期間でメンバーと信頼関係を築いた人望や包容力、3つ目に何事にも動じない安定感を評価した」とおっしゃってくださいました。
特に2つ目と3つ目が理由として大きかったようです。私をマーケティング部長に推薦していただいた時期は事業全体がなかなかうまくいっておらず厳しい時期でした。そんな中でも動じない「安定感」や、安定感と信頼関係から生まれるメンバーへの「包容力」が印象的だったようです。この先もメンバーの力をうまく引き出しながら事業を伸ばしてくれることを期待いただいているようです。
部長に推薦していただいたときはありがたいという“感謝”の気持ちと、自分に務まるかなという“不安”な気持ちの両方がありました。前職でもリーダーの経験はさせていただきましたが、マガシーク株式会社のマーケティング部長では今までにない挑戦がたくさんあるので、期待と不安が入り混じっていましたね。
女性ならではのライフイベントとキャリアを両立できる環境づくりをしたい
日本ではまだまだ女性の管理職が多くありません。そんな中で女性の管理職として宮川さんが意識していることや、マガシーク株式会社で女性管理職が働く環境についても伺いました。
マガシーク株式会社では女性の部長はどれくらい?
マガシーク株式会社には部長・副部長が全部で23名いるのですが、その中で女性は13名います。部長・副部長でいうとマガシーク株式会社では女性の割合の方が多くなっているんですよね。
人事の方に聞くと部長・副部長の女性割合が多いのは決して意図して設計されたわけではなく、自然とこうなっているそうです。社員の女性比率が高いこともありますが、女性や男性で区別することがないフラットな文化が起因しているのかもしれません。
宮川さんが女性管理職として意識していることは?
一緒に働くメンバーにも女性が多いので、女性ならではのライフイベントとキャリアを両立してもらえるような環境作りをしていきたいです。
出産や育児とキャリアの両立について、その難しさは私が女性だからこそ気付けることもあるかと考えています。今は「会社としてこうあるべきです」と発言しやすい立場になったと思っているので、気が付くことがあれば積極的に発信したいです。
女性管理職として働く環境は?
マガシーク株式会社はとても働きやすい環境ですね。会社全体で女性のライフイベントに対する理解があるため、産育休はもちろん、お子さんの予防接種や突発的な病気等でのお休みも取りやすい環境です。また、急な休みが起こってもメンバー同士でフォローし合える環境が作られています。
例えば、業務が属人化されない工夫です。一つの業務を複数人で行っていたり、ノウハウやナレッジを共有していたりと、誰かが急に休んでも問題が起きないような仕組みがあります。これも全て皆さんの理解を得られているからこそできた仕組みです。実際にマガシーク株式会社では、女性管理職でも産休や育休を取られている方がたくさんいらっしゃいます。
産育休や育児に対する理解が得られていること、その制度が整っていることの2点は働く上で特に大切なことだと感じますね。産育休に関する制度が細かく決められた上で、育児をしながら働くことへの理解が浸透している環境だと、お子さんがいる方も安心して働けますよね。
チームメンバーとマガシークの売り上げ・利益を最大化させていきたい
最後に宮川さんのキャリアプランを聞かせていただきました。
今後のキャリアプランは?
これまでは担当業務で成果を上げることを意識してきましたが、今後はマーケティング部全体で、マガシークの売上や利益を最大化することを意識し、実現できるようになることを目指しています。そのためにもメンバー1人1人が自発的に動いて成果を出せるようなチームを作っていきたいです。
また、これからは経営方針を見ながらマーケティング部を動かす必要があるので、会計の知識やコスト管理の意識を身に付けつつ売り上げを創造できるようなアウトプットを心掛けたいです。
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【プロフィール】
宮川貴恵
マガシーク株式会社 マガシーク事業本部 マーケティング部 部長
新卒で化粧品会社に入社し販促のサポートを経験。その後転職し、旅行予約サイトを運営。グループリーダーとしてweb広告からSEOまでwebマーケティング業務を幅広く対応する。2017年に3社目として「マガシーク株式会社」に入社。マーケティングの知見を生かした成果や、メンバーとの抜群のコミュニケーションによりおよそ2年という異例のスピードでマーケティング部長に抜擢される。
マガシーク株式会社:https://www.magaseek.co.jp/