RUN-WAYでは、女性の転職をサポートする『おしごとスタイリスト』(https://run-way.jp/concierge/input/)というサービスを提供しています。今回は、スタイリストの一員として活躍する大谷由佳さんに、お仕事のやりがいやこれまでのキャリアについて聞かせてもらいました。
女性のキャリアをデザインする「おしごとスタイリスト」
現在は、RUN-WAYの「おしごとスタイリスト」として、自分が輝ける環境を求めている職種未経験女性の方たちの就業支援をさせていただいています。利用者の方には、転職活動はただ単に次の仕事を探す為ではなく、「自分のキャリアをデザインする」という意識でいきましょうとお話しをしています。5年後、10年後にどういった職種でどんな人生を送りたいのか。たとえ彼女たちが求めている最高の職種に今は就けなかったとしても、そのワンステップ手前まで持って行くというのも今の仕事なのではないかなと思っています。
ただ、要望に添うだけでなく、利用者の女性たちの視野を広げてあげることが大事だと思っています。目の前のことだけではなく、将来を見据えた人生プランを一緒に考えることで、利用者の視野が広がり、「だったら私これがやりたいかも」「こういうことを挑戦してみたい」といった具体的な要望となっていきます。
RUN-WAY「おしごとスタイリスト」を利用する女性の9割方が、当初は事務職を希望しており、その要望に添ったものとなると、事務職をただ紹介するだけになってしまいます。ただ、彼女たちが事務を希望する理由はイメージだけで、何となく簡単で、安定していて、17時に帰れて、給料もまあまあでといったものだったりします。言ってしまえば、要望の氷山の一角である条件面でしか彼女たち自身も転職の軸を定められていないのです。
ですので、彼女たちの要望を聞くだけではなく、キャリアを一緒に考え価値観を共有することで、「キャリア積むために営業職をやってみたい」であったり、「20代前半で何かを頑張った経験がないのでまずは社会人として経験積みたい」といった「想い」を引き出すことが大事だと考えています。
今はやりたいことがない人に対しても、私としてはやりたいことができた時に動ける基盤作り、下積みの段階を大切にして欲しいと考えています。社会人としての経験、スキルアップ、キャリアを積むことは本当に大事だよということを伝えたいですね。