リスクコミュニケーションのプロが語る、自分の強みと一貫性の大切さ!【リテラジャパン代表/西澤真理子さん】

西澤真理子

日本人社員のいじわるにトイレで涙した日々

西澤真理子

学生時代は、帰国子女やハーフの子が多い上智大学で、水を得た魚のように楽しく過ごしました。わたしは思ったことははっきり表現したいタイプで、日本社会では一般的な学生ではなかったので、なんだか生きづらいこともあったのですが、上智大学ではすごくいろんな人がいて、わりと自由で、イベントもやったりしながら、ドイツ語を一生懸命勉強しました。高校の時に夏休みにドイツの高校での生活を体験して、カルチャーショックを受けてどうしてもドイツ語を話せたいと思ったのです。

卒業後は海外で働きたかったので、今のみずほ銀行の現地採用でドイツに行きました。はっきり言って、まっとうな会社は全部落ちましたね(笑)

銀行はほとんどが現地採用のスタッフですごく楽しかったんですけど、日本人の社員にすっごくいじわるされて。私が生意気だったんですよ、生意気。悔しくて悔しくて、お手洗いでずっと泣いていたり、外に出ても涙が出てきたりと、すごく辛かったですね。

その時にドイツ人の同僚に「女性でキャリアを積んでいくには、ちゃんと学位をとった方がいい。頑張って勉強してコレっていうものを作らないとダメだよ」と言われて。1年で辞めて帰国して、働きながら勉強しました。

泣いたり笑ったりしながら、「単に強く主張したり正しいと思ったことを表現しても伝わらない。だけれども、自分にはこれだ、という強みが必要」と知った経験が、今の道につながっていきました。

「学費を安くして!」 粘り強い交渉でゲットした学費の“値引き”

奨学金がとれたので、1年だけのつもりで休職して、イギリスの修士課程に入りました。でもさらに上の博士課程に行きたくなって。イギリス人でさえも「恋愛なんかしてる暇なんてない」っていうくらいすごく大変でした。

博士過程2年目の97年に山一証券がつぶれたんです。為替が大きく変わって、今まで300円で買えていたものが500円出さないと買えなくなってしまった。イギリスでは、これ以上勉強を続けていくことができなくなったので、一旦一時帰国して、就職しようと面接まで受けました。でも研究を最後までやらなかったことは後で後悔すると思い、研究を続ける方法を模索していくなかで、ドイツの国費留学の制度を知り、応募しました。結果、すごく条件のいいドイツの国費留学がとれたんです。

そして、ドイツで勉強しながら、最後はイギリスに論文を出そうと考えました。イギリスの大学に在籍しているんだけど、ドイツに留学しているという形で。日本人留学生に対するイギリスの学費は高かったので「現地の人と同じくらいにまけろ」と何度も大学と交渉して(笑) そして通ったの! 最終的には普通は4年のところ、6年もかかって論文が通り博士号を取得しました。

悲しい思いをする人を、できるだけ少なくしたい

西澤真理子

その後もドイツにいて、恩師のところで研究を続けていたのですが、6年ぐらいした時に、「もう潮時かな。お金ないしなあ」ということで帰国し、1ヶ月後には勢いで会社を作りました。女性の場合、フリーでやるよりも会社を作ると信頼度が違うんですよ。現地にとどまるという選択もありましたが、研究は一段落ついたし、別の国で活動をしようと思いました。日本の研究所からすでに大きな研究も委託していて、それならばまず日本でと思い、日本で会社を作って働くことにしました。

おそらく科学技術がどんどん進歩すると、ネガティブな面もすごく見えてくる。そこで会社を作ってその負の面も分かりやすいように伝えることを仕事にしようと思ったのです。たとえば車の自動運転の場合の事故の確率は、といった説明をされても、その論理とそれが自分に起こった時とでは違うんですよね。でも、究極的には悲しい思いをする人はできるだけ少ない方がいいじゃないですか。だから、これからも会社としてリスクコミュニケーションに取り組んでいきたいなと思っています。

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RUN-WAY編集部

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