リスクコミュニケーションのプロが語る、自分の強みと一貫性の大切さ!【リテラジャパン代表/西澤真理子さん】

西澤真理子




一貫性を持って、自分の強みを育てていこう!

考えがまとまらない時は、そこから一旦離れるのが重要ですよね。だから旅行に行ったりするとすごくスッキリする。あとは、我慢しなくていいところで、我慢しすぎないってこともすごく重要です。銀行は、我慢する意味がなかったのでやめました。

ただ重要なのは、自分の中で一貫性を持つこと。私なんて外から職歴を見たら支離滅裂に見えるんだけど、私の中ではコミュニケーション、異文化の問題に関わっていたいという一貫性があったんです。

いろいろ行きたい気持ちもわかるけど、なんでもいいから一つ、これ!というものを身につけてステップアップしてくことがすごく大事。そして、消耗品にならないためには自分の強みを少しずつ蓄積していくこと。私はもう49歳になりましたけど、今も中国語を勉強しています。アジアの国でも急速な科学技術の発展で日本と同じようにミスコミュニケーションが起きています。ですから台湾や中国、韓国などに呼ばれて講演することが増えています。活動を広げるためには言葉を知ることが大切ですから。

西澤真理子

■プロフィール

西澤真理子

株式会社リテラシー(通称リテラジャパン)代表

上智大学外国語学部ドイツ語学科卒。銀行、製品安全コンサルタントを経て、英ランカスター大学環境政策修士号、インペリアルカレッジ・ロンドンにて博士号を取得(PhD in Risk Policy and Communication, DIC)。ドイツ学術交流会(DAAD)国費奨学生として、ドイツ・バーデンビュルテンブルク技術アセスメントセンター客員研究員。フンボルト財団ドイツ政府国費研究員、シュトゥットガルト大学環境技術社会学科プロジェクトリーダーなど、10年のイギリスとドイツでの研究生活を経て2006年帰国。会社設立。

趣味はスキー、美術館めぐり。

リテラジャパン http://literajapan.com

新著「『やばいこと』を伝える技術 修羅場を乗り越え相手を動かすリスクコミュニケーション」

毎日新聞出版:http://mainichibooks.com/books/business/post-441.html

アマゾン:https://www.amazon.co.jp/dp/4620324647/




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