仙台と東京を中心にライブを行っているシンガーソングライターの佐野碧さん。仙台出身ということもあり、東日本大震災を受けて地元からチャリティーコンサートを始めたようです。その後、2015年に大震災が起きたネパールでチャリティーコンサートを続けています。
音楽のこと、チャリティのことからみんなへのメッセージまで、いろいろな話を聞きました。
ポイントは……
- ネパールでのチャリティーコンサート
- 東京ドーム!武道館!何万人の前で歌いたい!
- 興味あるものは何でもやってみて
地震大国日本だからこそ、できることがある
2015年にネパールで大震災が起きたとき、たまたま母親がネパールに住んでいたんです。東日本大震災で被災した仙台の出身でもあるので、何かしたいなと。それで、電気の足りないネパールへ、太陽光でできたランタンを集めて音楽と共にネパールに持って行く『HIKARI SONG GIFT』を立ち上げました。
2016年にはネパールの世界遺産・パクタプルで5,000人以上集めてチャリティフェスを開き、今年の4月にはもっと現地の人と密着したくて、カトマンズからすぐのスラム街でvol.2を開催してきました。
私が日本人というだけで、ネパールの人たちは「東日本大震災を経験した人が光を集めてくれた」と喜んでくれるんです。日本が地震大国だからこそ、震災以前よりも日本人と気持ちを分かち合ってくれているというか。日本人としてできることがあるんだと感じましたね。