「美の親善大使」から起業家へ ミスインターナショナルのファイナリストになっても失わなかった攻めの気持ち!【ONEBLOW代表・モデル/笹野美紀恵さん】

笹野美紀恵




日本人ってまどろっこしい

笹野美紀恵

私は海外生活が長いので、仕事でも結論から話しちゃったりするんですが、難しいなと思ったのが、日本人のまどろっこしさです。郷に入ったら郷に従わないといけないんですけど、なかなか難しいなーと。地域によっても違いますし。

あと、海外ってガツガツ自分から仕事を取る人が多いんですけど、日本は言われないと動かない人が多いじゃないですか。そのへんのズレがちょっとしんどいと思いますね。

成功している人は猛獣使い!?

でも、成功している大先輩たちを見ると、みんな人を動かすのがうまいんですよ。怒るよりも、どう気持ち良く仕事をしてもらうかを考える。猛獣使いですよ、みんな。

当時の私はスタッフにも「なんで数字を出さないの!?」とか「考えなさいよ」とか怒っていたから、目からうろこでしたよね、こんなやり方があるんだって。

そういう人には、人が集まりますよね。そうすると何か困った時にも助けてくれる人がたくさんいる。こういうやり方があるんだ、って学びましたね。

目指すはカッコ良さ、空気感、ゆるさのある空間

笹野美紀恵

日本の女性起業家ってどうしても政治家っぽいというか男性っぽくなってしまうイメージがあるんですが、海外の女性起業家はファッションも格好いいし、キレイ。私はそれを目指したいです。

男性に勝とうとして敵対するのではなく、逆にうまく潤滑させていけるのは女性だと思うんですよ。周りの人が気持ちよくなれるような空気感のある人間になりたいと思っています。

そして空間づくりでも、アメリカの天井の高い図書館のように、ゆるさのある空間、息苦しくない空間を目指していきたいです。




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RUN-WAY編集部

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