未経験でも大丈夫? リーガル職、憧れの法律事務で働くには?

未経験法律事務




「法律事務所」で働く――堅実で、しっかりとしたキャリアにもなる女性に憧れの事務職。未経験でも、法律学科を出ていなくても、法律事務として働くことができるのでしょうか? 今回はそんな疑問を考えていこうと思います。

法律事務の仕事とは?

法律事務所でのお仕事、未経験でも大丈夫?

言葉の響きがちょっと硬い、「法律事務」。漠然と「法律事務」と言っても、実際はどういうお仕事なのでしょう。
法律事務というと法律の知識が必要なのでは? と思われる方は多いかもしれませんが、実は初めはそれほど使う機会がないというのが現状です。未経験でも、実際には、PCを使用した事務や接客・電話応対が多いので、基礎的なPC操作や電話対応を勉強しておくことがとても重要になります。

法律の知識は使わないの?

法律事務ですから、裁判スケジュール・弁護士スケジュール管理や、裁判所への書類提出、判例や文献の収集、法律文書の作成・チェックなどの専門的な仕事もあります。
ですが、それは仕事に慣れてからのこと。法律事務といえど、事務職に変わりはありません。一般事務から雑用まで幅広い仕事も日々の業務の一つです。例えば、電話応対、受付・お茶出しなどの接客、コピー、ファイリング、郵便物の対応など、など。基本的には、弁護士の先生がスムーズに裁判に臨めるよう努めるのが仕事となります。

法律事務のやりがいとは?

責任の伴う重要な仕事

弁護士事務所での事務員として、責任をもって仕事をすることが大切です。仕事の特性上、実際に依頼者の方とお話しすることは少なくとも、先生はたくさんの依頼者さんを抱えています。裁判への書類提出の不備などで万が一何かあった場合、依頼者さんの人生に大きく関わりますので、ミスが直接、依頼者さんの不利益につながることもある、責任の大きな仕事です。

やりがいを感じる瞬間

ですから、常に慎重に、さまざまなことに気を配りながら仕事を進めなければなりません。その分、裁判で結果を出せた時や、先生のお役に立てた時には、上司である弁護士の先生やお客様である依頼者さんに感謝され、充実感を味わうこともできるのです。

女性に嬉しい再就職、多様なキャリアプランが得られる仕事

年齢を重ねても続けられる!

法律事務を経験しておくと、年齢を重ねても採用されやすくなります。その理由ばズバリ、専門性です。働くことによって専門的な知識を身に着けることができるので、結婚・産休で辞めたとしても、勤務していた事務所へ復帰したり、他の事務所へ再就職のしやすくなります。この、手に職をつけられる専門性は間違いなく魅力の一つでしょう。

知識を得て、自らキャリアアップできる仕事

専門的な知識が得られることのもう一つの利点は、その知識を生かしたキャリアアップができるという事です。一旦退職しても、職務中に得られた知識を生かして司法書士や行政書士の資格を取り、キャリアアップや独立をする方もいらっしゃいますし、秘書の業務などにも役に立つようです。
そのような点からも、「法律事務」は、人によって多種多様なキャリアプランが組める、女性に嬉しいお仕事なのです。

まとめ

厳しさもありますが、やりがいのある仕事である「法律事務」。法律の知識がなくても、勉強する気概、そして先生・依頼者さんの役に立ちたいという向上心をもって仕事に取り組んでいきたい方、専門性・手に職をつけて働きたい方にはおすすめのお仕事です。
「やりたい!」「勉強したい!」という意欲さえあれば、決してできない仕事ではありません。迷っている方は、ぜひ勇気をもって応募してみましょう!




RUN-WAY編集部

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