管理栄養士と栄養士の年収は?年収アップの方法まで徹底解説!

栄養士の資格

管理栄養士と栄養士の収入はどれくらいなのかについて紹介します。管理栄養士も栄養士も栄養管理に関するプロフェッショナルです。しかし、栄養士よりも管理栄養士の方がより専門的な知識があるため、管理栄養士の方が収入はいい傾向にあります。

管理栄養士と栄養士はどれくらい稼げるのか、職場によってどれくらい差があるのかなどについて注目してみましょう。

経験を積み、得意分野を作るとよりチャンスを掴みやすく、収入もアップさせることができますよ。

 


Contents

  1. 管理栄養士と栄養士の平均年収を比較
    公務員と民間企業別の平均年収
    役職別の平均年収
    職場別の平均年収
    年齢別の平均年収
  2. 管理栄養士と栄養士のボーナスや待遇
    管理栄養士と栄養士の年齢別ボーナス状況
    管理栄養士と栄養士の福利厚生などの待遇
  3. 管理栄養士と栄養士それぞれで年収をアップする方法
    栄養士の場合
    管理栄養士の場合
    正社員になる
    都心部で働く
  4. まとめ

 

管理栄養士と栄養士の平均年収を比較

管理栄養士と栄養士の平均年収はどれくらいなのかを見てみましょう。

公務員と民間企業別の平均年収

管理栄養士や栄養士は公務員として働いている人と民間企業で働いている人に大きく分けられます。

公務員とは具体的に保健所、保健センター、公立病院、公立保育園、公立幼稚園など。一方民間企業は公立以外の保育園や病院、食品メーカー、介護施設、スポーツクラブ、エステ美容業界などです。

公務員も民間企業も勤め先によって年収に差がありますが、平均年収は以下のようになります。管理栄養士の方が栄養士よりも高い専門性が求められるため、年収は高いです。

管理栄養士 栄養士
民間企業 保育園 341万円 300万円
食品メーカー 420万円 360万円
病院 430万円 305万円
介護施設 440万円 350万円
給食センター 600万円 340万円
公務員 公務員(初任給) 323万円 300万円

 

この中でも飛びぬけて平均年収がいいのは給食センターの管理栄養士です。アレルギーへの配慮や調理員としての役割も担うなど仕事が多岐にわたるため、離職率が高く常に人手不足のため、給料面での待遇が良くなっています。

また、栄養士の中では食品メーカーの平均年収が高いです。食品メーカーにおける栄養士は開発や研究を担っていることが多く、即戦力を期待され、お給料が良い傾向にあります。

公務員の平均年収は民間企業に比べて低めですが、年功序列なので長年務め、役職などにつくことによって年収が上がっていくでしょう。

 

役職別の平均年収

管理栄養の役職別による平均年収について見てみましょう。

管理栄養士
アルバイト 135.4万円
派遣社員 229.2万円
契約社員 257万円
正社員 310.5万円

アルバイトの時給の平均は1,023円、派遣社員の時給の平均は1,301円ほどです。

正社員は非正社員に比べて収入が良いことが分かりますね。派遣社員やフルタイムのパートの場合、月収はそれが正社員との差はありませんが、ボーナスが出なかったり少なかったりする場合が多く、それが年収の差になってしまいやすいです。

さらに正社員の場合、主任や課長など役職が付くと役職手当が付きます。

 

職場別の平均年収

管理栄養士も栄養士も職場によって年収は変わってきます。

特に民間の場合は事業の規模が大きくなればなるほど年収は上がる傾向にあります。

大企業(従業員1,000人以上):498.8万円

中企業(従業員100~999人):412.8万円

小企業(従業員10~99人):374.1万円

 

年齢別の平均年収

管理栄養士と栄養士の年齢別による平均年収について見てみましょう。

管理栄養士 栄養士
20代 245.1~305.3万円 193.8~241.1万円
30代 335.4~382.7万円 165.2~302.6万円
40代 430.0~481.万円 219.0~380.8万円
50代 516.0~511.7万円 298.0~408.0万円
60代 348.3万円 175.4~404.6万円

年齢を重ねるごとに年収は上がる傾向にあります。そして、年齢が上がるにつれて管理栄養士と栄養士の年収は開きやすいです。

 

管理栄養士と栄養士のボーナスや待遇について

管理栄養士と栄養士のボーナスや待遇について見てみましょう。

管理栄養士と栄養士の年齢別ボーナス状況

管理栄養士と栄養士の年齢別の平均ボーナスは以下の通りになっています。

管理栄養士 栄養士
20代 70.0~76.3万円 48.5~60.4万円
30代 83.9~95.7万円 66.3~75.7万円
40代 107.5~120.4万円 85.0~95.2万円
50代 129.0~127.9万円 101.2~102.0万円
60代 87.1万円 68.9万円

年収同様、管理栄養士のほうが栄養士よりもボーナスは高い傾向にあります。しかし、管理栄養士も栄養士も年齢と共にボーナスが上がっていくのは同じです。

 

管理栄養士と栄養士の福利厚生などの待遇

管理栄養士と栄養士の給与面以外の待遇、福利厚生などについて見てみましょう。

職場によって待遇や働き方にはかなり差があります。

企業などの商品開発にかかわる場合は平日昼間に働き、週末は休みという場合が多いでしょう。

病院や介護施設などの給食センターの場合はシフト制だったり24時間交代制だったりする場合も少なくありません。祝日や週末でも出勤が求められるでしょう。

病院や福祉施設は朝食の仕込みも行う場合が多いので朝が早い傾向にあります。逆にスポーツジムやエステなどに勤務する場合は始業時間が遅い場合も多いです。

小学校や幼稚園などの給食センターに非正社員として働く場合は夏休みや冬休みなどの間は丸々休みになることもあります。収入が月によって大きく減ってしまう場合もあるので注意してください。しかし、逆に幼い子どもがいる場合、子どもの休みに合わせて仕事も休みになるので働きやすいとも言えます。

有給消化、育休、時短勤務などの対応は勤め先などによって変わってきます。規模の大きな事業所の方が福利厚生は充実している場合が多いです。

女性の多い職場ならば女性が働き続け安い環境が整っている傾向にあります。転職の際には職場見学をしてみましょう。

また給食関係の職場ならば賄いが出る可能性が高いです。

給食センターでは栄養士や管理栄養士が調理士として働いている場合も多くあります。大人数の調理は肉体労働になりやすく、重い物をもって腰を痛めてしまった、夏場の揚げ物が暑くて大変など、職場環境がハード場合も少なくありません。安全面に配慮してあるのかに注目して職場を決めましょう。

 

管理栄養士と栄養士それぞれで収入をアップする方法

管理栄養士と栄養士はより収入をアップするためにはどうしたらいいのでしょうか?

栄養士の場合

栄養士の場合、1番おすすめなのが管理栄養士の資格を取得することです。栄養士よりも管理栄養士の方が好待遇出迎えてくれる職場は多くあります。栄養士の資格手当は毎月2,000円~5,000円程度ですが、管理栄養士の資格手当は5,000円~10,000円です。年収にして10万円以上の差がついてしまうこともあります。

また、管理栄養士にしかできない分野の仕事も多いので管理栄養士の資格を取得することで就職の選択肢も広がるでしょう。

栄養士が管理栄養士の資格を取得することは働きながらでも可能です。栄養士として1~3年の実務経験を積んだ後、毎年3月にある国家試験受験に合格することで管理栄養士の免許が取得できます。

専門学校で学んだり自分で時間をやりくりしたりしながら試験に臨みましょう。試験の難易度自体はそれほど高くありません。

 

次に大切なのは経験を積むことです。未経験者でも働ける職場はたくさんありますが、それほど待遇はよくありません。

経験を積み、得意分野を作っていくとより待遇の良い職場で活躍をしやすくなるでしょう。

民間企業に勤めるのならば大手がおすすめです。

非正社員の場合、給食センターに務めるのならば小学校や幼稚園など長期休みがある職場より病院や福祉施設など狂気休みのない職場の方がたくさん働けるので収入は増やせます。

栄養士だけでなく、野菜ソムリエやフードコーディネーターなどの資格も取得し、フリーの栄養士として栄養指導を行ったり料理教室を開催したりすることも可能です。

 

管理栄養士の場合

管理栄養士は栄養のプロフェッショナルとしてさまざまな場所で大きな需要があります。ほとんどの職場では年功序列の傾向があるので、大幅な収入アップを目指すのでなければ、地味にコツコツと勤め続けるのが良いでしょう。

より収入をアップさせるためには待遇の良い所職場で働くか独立するかの2択になります。

そのために必要なのは経験と実績、そして得意分野です。規模の大きな食品メーカーなどは製品開発の率先力となってくれる管理栄養士を積極的に募集しています。経験豊富で得意分野がマッチしている管理栄養士ならば好待遇で迎えてくれるでしょう。

スポーツジムやエステサロンなどではボディメイクやダイエットのための栄養管理が強く求められているので、その分野を極めるのがおすすめです。

さらに今後日本は高齢化社会を迎えます。高齢者向けの栄養管理はますます需要が増えるので経験豊富な管理栄養士は好待遇出迎えられるでしょう。

また、雇われるだけでなく、独立して働くのも収入アップのチャンスです。管理栄養士だけでなく、フードコーディネーターや野菜ソムリエ、フルーツソムリエなど食全般にかかわる資格を取得し、SNSで発信したり、顧客の栄養指導をしたりしていくことで自由な働き方ができます。

 

正社員になる

管理栄養士や栄養士は正社員だけでなく、アルバイトや派遣社員としての雇用も多くあります。しかし、収入がいいのはなんといっても正社員です。正社員の求人は非正社員のものと比べると狭き門ではありますが、安定して収入を増やしていきたいのならば正社員を目指しましょう。

派遣社員の求人の中には「紹介予定派遣」というものがあります。これは数カ月程度派遣社員として働いた後、双方の希望がマッチすれば直接雇用になるシステムです。

1人で正社員職を探すのは難しい、キャリアに自信がないという人は紹介予定派遣を利用すると正社員への道が開かれやすくなります。

 

都心部で働く

管理栄養士も栄養士も地方よりも都心部の方が給料は良い傾向にあります。また、都心部の方が求人も多く、選択肢も豊富です。

引っ越しや家賃などの兼ね合いもありますが、交通費や住宅手当などの福利厚生なども見比べながら待遇の良い職場を探しましょう。

 

まとめ

管理栄養士と栄養士ならば格段に管理栄養士の方が収入は良いです。収入アップを目指したいのならば栄養士の資格で満足せず、管理栄養士を目指しましょう。

管理栄養士も栄養士も活躍の場は多岐にわたります。病院や福祉施設など365日稼働している施設に就職する場合はシフト制の勤務が多いです。

高齢化社会を迎えるにあたって高齢者向けの需要は今後高まるでしょう。経験を積み、得意分野や専門性を極めてキャリアアップしていくのが収入アップにつながります。

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RUN-WAY編集部

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