製薬会社の「開発職」と一言で言っても、実は細かく部署が分かれているのをご存知でしょうか? 今回は、部署によって全く違う開発職の仕事を紹介していこうと思います。
開発職にはたくさんの部門がある!
「開発職」というのは、実はとても大きなくくり。
内部では本当にさまざまな仕事が行われているのです。
開発なのに営業職に近い!モニタリング
モニターとも呼ばれる、モニタリング職。実際に病院を訪問し、試験データを集めてくる部門です。先生や治験担当者であるCRCと面会するため、コミュニケーションスキルや、先生たちからくる質問に対して臨機応変に対応できる柔軟性が求められます。
主に外勤が多いので、体力があることも条件の一つです。
出張で、普段は行けないようなところにも行けるため、現地のおいしいものを食べられたりするのも魅力なんだとか!
解析部門!データマネジメント
モニター職の人たちが、全国を回って集めてきた症例をまとめ、解析・統計を行うのがデータマネジメント、通称DM職です。大学でも「統計学」という科目もありますね。
統計解析を行って、さまざまな事象を検出します。例えば、どれくらい患者さんに効果が出たか、副作用は出たのかどうかなど。
こちらは、外勤はほとんどなく、PCを相手にひたすら仕事をします。理学的な方面の知識よりも、数学的な知識が必要になってくる部門です。