セラピストになるには?仕事内容や資格・年収など徹底解説!

セラピストになるには




セラピストになるためには

セラピストになるためにはどうしたらいいのかについて紹介します。

セラピストの分野は広いので、どんな分野を極めたいのかを明確にするのが概説です。

 

セラピストになるためのルート・やること

セラピストになるための決まったルートはありません。国家資格が必要なものもあれば、民間資格、あるいは無資格でもなれるものもあります。

標準的なルートとしてはまず、どんなセラピストになりたいのかを決めましょう。

ボディ系、メンタル系、スピリチュアル系などによってルートが異なります。

なんのセラピストになるのかを決めたらそのセラピストになるための勉強方法を探しましょう。

ほとんどは専門学校、通信講座などで学ぶことができます。座学だけでなく、実習もある場合が多いです。

通信講座はスクールに通う必要がなく、また受講費も安いので手軽ですが、専門学校などで学ぶと就職のあっせんがある場合もあります。確実に就職をしたいのならば専門学校がおすすめです。

セラピストになるための勉強を終え、必要な資格などを取得したらセラピーを扱っている店舗などに就職をしましょう。非正社員だったり、賃金が歩合制だったりする場合も多いです。

実績や実力、人脈、資金などを築き、オーナーや店長を目指す人もいれば、独立する人もいます。

 

最短でセラピストになるには

最短でセラピストになるためには通信講座や専門学校がおすすめです。3ヶ月程度で資格が取得できるものもあります。

就職活動に時間をかけたくないのならば、開業することも可能です。自宅をサロンにしたり、お客さんのもとへ出張したりして働きます。

とはいえ、簡単に取得できる資格で最初から生計を立てられるほど稼ぐのは難しいです。家族や知り合いなどにセラピーをしたり、セラピストは副業としたりするのならば短期間だけ学び、セラピストになるのもいいですが、しっかりと稼ぎ、一生の仕事としたいと考えているのならば数カ月~2年程度きっちりと学べる学校に通いましょう。

 

主婦からセラピストになる方法

主婦からセラピストになる場合は専門学校や通信講座で学ぶのがおすすめです。国家資格や一部の民間資格を除けばほとんどのセラピストの資格は数カ月~2年程度で取得できます。

セラピストは技術や知識だけでなく、コミュニケーションも大切です。主婦としての経験をセラピーに役立ててお客さんを癒しましょう。

 

どれくらいお金がかかるのか

セラピストになるためのお金はどんな分野のセラピストになるのかによって違います。

国家資格である理学療法士や作業療法士などは200万円~600万円程度です。

ボディ系のセラピストのスクールならば6万~200万円程度かかります。

通信講座ならば10万円以下のものも多いです。

フラワーセラピーやアロマセラピーなどの場合、受講費用とは別に教材費が高額になる場合もあるので注意してください。

奨学金があるところや分納可能なところもあるので活用できるものは活用しましょう。

費用だけでなく、卒業後の進路や就職率などについても調べて学ぶ方法を選択してください。

 

セラピストの試験・資格について

セラピストとして働く場合、医療行為などを行う分野を除いて必須の資格はありません。民間のセラピストの資格が数多くありますが、そのほとんどは「技術習得の証明書」のような役割です。

資格はたくさん持っていればいいというものではなく、自分の目指すセラピストに役立つ専門性の高いものを選んで取得しましょう。

中でも信用性が高く、就職や昇給に有利な資格について紹介します。

 

セラピストの国家資格

以下の資格は国家資格です。

保健診療を行うことも可能になります。

・理学療法士

・作業療法士

・按摩マッサージ指圧師

・はり師、きゅう師

これらはセラピーやセラピストではなく「治療」の名目だったり資格名の職業で呼ばれたりする場合が多いですが、広義ではセラピストとも言えます。

取得するためには専門学校や専門学科で学び、実習と国家試験をクリアしましょう。

 

臨床心理士

臨床心理士は日本臨床心理士資格認定協会が認定する資格です。

取得していると学校、病院、企業、官公庁、福祉施設などで心理セラピーを行う時にはほぼ必須になります。心理セラピーだけでなく、医師の指導の下、精神療法を行うことも可能です。

臨床心理士は心理学が学べる所定の大学と大学院を修了し、試験に合格すると取得できます。合格率は60%前後とやや難易度は高めです。

数あるセラピーの中でも特に心理セラピーや精神療法を目指したいという人は取得しましょう。

 

アロマテラピーアドバイザー

アロマを使ったセラピストを目指す人におすすめの資格です。

公益財団法人日本アロマ環境協会(AEAJ)が認定しています。同団体の認定する「アロマテラピー検定」の1級に合格し、アロマテラピーアドバイザー認定講習会の受講またはアドバイザー認定スクールのカリキュラムを終了すると晴れて取得です。

さらに上を目指す場合は同団体の認定しているアロマテラピーインストラクターやアロマテラピストなどに挑戦してみましょう。

 

CIBTAC(シダタック)

CIBTACは英国のセラピスト資格認定機関の運営する資格です。エステサロンやビューティーサロン、外資系ホテル、スパサロンでの就職に役立ちます。

フェイシャルやボディーマッサージ、トリートメントなどを通してお客様に美、健康、癒しなどを提供するスパセラピストを目指す人におすすめです。

CIBTACは世界中で通用する資格で、日本では日本バスカレッジというスクールで取得ができます。

資格を取得したうえで実務経験が豊富だったり英語が堪能だったりすると待遇の良い一流ホテルなどで働きやすくなるでしょう。

 

アニマルセラピスト認定資格

動物を使ったセラピーを実施するセラピストを目指すのならばNPO法人日本アニマルセラピー協会の運営するアニマルセラピスト認定資格がおすすめです。

同協会のアニマルセラピスト資格取得講座を履修し、認定試験に合格すると取得できます。履修内容は「ベーシック」「プログレス」「アドバンス」の3種類があり、すべて受講しなければなりません。レポートや実習もあります。

専門学校に通うと最短で3ヶ月で取得ができますが、通信講座もあるので忙しい人や本業がある人でも勉強可能です。

アニマルセラピスト認定資格があると医療や福祉、教育などの現場で働きやすくなります。

ペットセラピーだけで生計を立てていくのは現状では難しいのでその点は注意しましょう。

 

森林セラピスト

森林セラピストは特定非営利活動法人森林セラピーソサエティが運営している資格です。

森林浴など森に触れることを通じて心身の健康維持、増進、病気を予防していく森林セラピーを行いたいセラピストにおすすめの資格になります。

森林セラピーは医学的な証拠の裏付けもあるセラピーです。

この資格を取るためには同団体が実施する通信教育を受講する必要があります。

2級と1級があり、1級は2級を終了してからさらに修了試験、実地講習会への参加をしなければなりません。

取得後は森林浴体験を行ったり森林セラピー講座を開催したりする人が多いです。

森林近くの観光ホテルと提携する場合もあります。

 

育児セラピスト

育児セラピストは子育てに関する幅広い知識を持つ「育児専門家」です。

育児セラピストは一般社団法人日本アタッチメント育児協会が認定する資格で、指定の講座を受講すると習得できます。

主に心理学とアタッチメント理論で発達心理学を学び、ベビーマッサージが子供との増え合いかたなどを体験するカリキュラムです。

取得後はベビーマッサージなどの親子講座、おけいこ教室の先生などとして働くことができます。仕事としてではなく、この資格を自分の育児に生かす人も多いです。

育児セラピストとしてだけで生計を立てることは難しいですが、助産師や小児科の看護師、保育士、小中学校の先生などの仕事に役立てられます。

 

その他

他にも以下のようなセラピスト関連の資格があります。

整体セラピスト

パワーストーンセラピスト

ホットストーンセラピスト

スピリチュアルセラピスト

薬膳セラピスト

アーユルヴェーダセラピスト

ヨガセラピスト

カラーセラピスト

などなど

仕事にストレスを感じ、セラピストの仕事を離れる人もいます。

*このページは、情報量が多いため3ページ構成となっています。

最後のページでは、

  • セラピストの年収・給料
  • セラピストの将来性

をご紹介しております!




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RUN-WAY編集部

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