こんにちは、トイアンナです。人事異動の多い4月から約半年。この時期はよく、初めての部下を持った女性から「後輩がちっとも使えない!」と相談をいただきます。
しかし思い起こしていただくと、自分が新入りだったころは「もっとわかりやすく指示してよ!」と上司へ不満を抱いてはいなかったでしょうか。そこで今回は「先輩1年生」へ部下がてきぱきと動きやすくなる指示だしのテクニックをお伝えします。
- 後輩が動きやすくなるテクニック
後輩を動かすテクニックは簡単です。仕事をお願いするときに、(1)期限 (2)優先順位 (3)仕事の目的 (4)期待値 をセットで伝えるだけ。ここから、各ポイントごとに伝え方を見てみましょう。
- 期限
よく先輩1年生は「急ぎで」などとあいまいな期限を設定しますが「今日の帰宅前までに終わらせて」などと具体的な期限を指定しましょう。経験が少ない社員は「とりあえずやっておいて」といった言葉から時間軸を測定できないからです。
- 優先順位
こちらも「大事」といったあいまいな表現ではなく「●●よりも優先してやってください」と他の業務と比較して説明します。こうすることで「最優先の仕事を放置して”急ぎ”の業務をやってしまい、顧客が激怒」といったミスを防げるからです。