やる気がなくって、なかなか仕事が手に着かない。一度やるぞと気合を入れても、それが維持できずに途中で息切れを起こしてしまう。そんな人はいませんか?
やる気を維持し続けるというのは、非常に強い精神力が必要なのです。ですがみんなが高い精神力を持っているわけではありません。実は、一度上げたやる気を維持していくのには「コツ」があるのです。今回はそんな「やる気を維持するコツ」を3つ紹介します。
コツ①はっきりとした「達成できる」目標を設定する
やる気を維持できない人は、仕事をするにあたって目標設定をしていないか、もしくはあまりにも大きな目標を設定してしまっている場合が大半です。
漠然としたものを目の前に仕事をしていると、どうしても、どこまで、どんな風に仕事をしたらいいかわからなくて、途中で息切れしてしまいます。学生時代にやったランニングを思い出してみてください。「先生が止めるまで校庭を走ってください」「体力をつけるため走ってみてください」と言われると、どこまで頑張ればいいか分からないし、目標が大きすぎたり漠然としたことを言われても、やる気を維持できませんよね。ですが、「校庭3週です」と言われたら、「3週のペース配分はどうしよう」「疲れないようにゆっくり走ろうか」「最初にスパートをかけすぎないようにしてみよう」など、戦略を立てることができますよね。仕事もそれと同じです。
自分で達成しやすい目標を設定し、それをひとつひとつ達成していくことでやる気をキープできるようになります。
コツ②仕事の時間と自由な時間をしっかり区別しよう
やる気を維持できる人は、時間の使い方も上手です。メリハリを付けた仕事ができると、やる気の維持もできるようになるのです。
やる気の維持は、長時間の仕事を続けていると必ず息切れし、長続きしません。
仕事中はしっかり集中し、無駄なことはせずにひとつひとつ着実に進めていきましょう。そして、一つの仕事を終えたら、5分程度の休憩を取るようにします。昼のお休みでは仕事をせず、しっかり脳を休めることで、また午後の仕事もやる気を持って取り組むことができます。休む時は休み、働くときは働く。このメリハリが、やる気維持には大変重要です。
コツ③肯定的な言葉をかけて自分を盛り上げよう
仕事を一生懸命頑張っているときほど、うまくいかなかったときに傷つき、やる気を失います。その大きな原因は、「私ってやっぱり駄目なんだ……」「仕事できない……」など、マイナスのことを思ってしまうこと。仕事の失敗のショックよりも、自分の言葉によってやる気がどんどんそがれていってしまいます。
やる気の維持には、その逆を試してみることが有効です。それも、簡潔な言葉がおススメ。例えば「絶対大丈夫」「必ず成功する!」などです。短くシンプルであればあるほど、ネガティブな気持ちになってしまっている自分に言い聞かせやすくなります。
仕事の失敗の中でも、「また次頑張れる」「ここから挽回できるかも」など、プラスのことを自分に言い聞かせてみましょう。そうすると、自然と失敗からの打開策を探しやすくなり、やる気が維持できるのです。
まとめ
普段の生活において、コンスタントにやる気を維持するのは非常に難しいもの。上記で書いたコツは、特別な本を買ったり、練習して技を習得しなくても普段の生活でできるものをピックアップしているので、ぜひ気軽に試してみてください。
そのなかで、いろいろと試行錯誤してみて、自分に合ったモチベーションの維持方法を見つけられたらあなたの勝ちです。