残業ゼロって言われても、そんなに成果があがらなきゃ年収なんかあがらない、定時に帰りたいけど、今の生活と今後のためには、残業をしてでも稼がなくちゃ……なんて思っていませんか? ところがどっこい、「定時にあがって、年収もあがる」とっても簡単な方法があるんです。それは、“住むところ”を変えること。
かつて大手損保や経営コンサルタンティング会社に勤務し、これまで3300人のエグゼクティブたちと交流してきたカリスマ人気作家・千田琢也氏によると、年収を上げたければ、「衣食住」の「衣食」を削ってでも、まず「住=環境」に投資すべきとのこと。
学研プラスより、3/2に発売された千田氏著作の書籍『残業ゼロで年収を上げたければ、まず「住むところ」を変えろ!』によると、以下の3つがあげられるそうです。
狭くてもいい、一流の「住所」にこだわってチャンスをつかめ!
千田氏曰く、『もしあなたがいま「成功したい」と考えているなら、迷わず選ぶべきは、三流の立地の広い部屋ではなく、一流の立地のコンパクトな部屋』とのこと。というのも、『あなたのグレードは“住所”で判断される。転職でも、恋愛でも、住むところを変えるだけで、大きなお墨付きをいただける』から。言われてみれば、筆者も「六本木に住んでるよ」と友人から聞いて、「そんなところに住めるだけ成功しているんだ」と自然に思ったことがあります。
それに加え、『一流の立地は移動に便利であり、自分が出向く前に、どんな相手もあなたの部屋に来てくれる。三流の立地で移動時間を奪われることなく、一流の立地が生み出す貴重な時間を仕事に投資できる』ことによって、「人とお金があなたのもとに集まってくる」そうです。“一流”と言われる場所に住んでいる友人・知人がいたら行ってみたいと思いますよね。「今度飲もうよ、どこに住んでるの?」と聞いたとき、あまり聞いたことがない場所だと、近くの主要都市の飲み屋さんで、となることが確かに多いです。
職住近接で、妥協なき睡眠時間を確保せよ!!
『職住近接の人間は、通勤にエネルギーを奪われることがない。誰もいないフロアに早朝出社して、朝の頭脳明晰な時間に、仕事を早く終わらせてしまうことも可能だ。つまり、好きな時間に好きなだけ、仕事に没頭し続けることができるというわけだ』。これは残業ゼロに繋がる大きなヒントですね。長々と通勤電車に揺られていると、それだけで疲れてしまいますし、そんな疲れを引きずったまま取り組む仕事はズルズル長引いてしまっている気がします。
さらに、言うまでもないことですが、職場に近ければ早く家に帰れます。そうすると早く床に就くこともできますね。ゆっくりテレビを見ながらお酒を飲んでゴロゴロするのが1日がんばった自分へのご褒美!なんて考えがちですが、千田氏によると『頭脳労働をする高収入プレイヤーほど、睡眠時間だけは守り抜く。睡眠に勝るリフレッシュはこの世に存在しないと知っているのだ。リフレッシュされた頭と体で、毎日成功への階段を駆け上がればいい』とのこと。引っ越しは今すぐとはいかないけれど、睡眠時間をしっかり確保するということは、今日からでもできそうですね。
イケてる職場にいると、イケてる人間になれる!!
『同じ環境の人間は似るものだとよくいうが、実際に、お洒落のセンスはもちろん、仕事のやり方や生き様までが似てくる』『もしあなたがダサい職場にいるとしたら、100%の確率であなたもダサくなる。だから、年収レベルもその職場のアベレージから上がることはない』。ハッとさせられる文言が飛び出して参りました。周りを見回してください。あなたの職場は大丈夫ですか? 『けれども逆をいえば、イケてる職場にいたら、イケてる状態に引き上げられるのである』。同じ環境で切磋琢磨している間に、いつの間にか自分もグレードアップしているというわけですね。職場だけでなく、住居に当てはめてもいえそうです。
一人でもイケてる人間が、今の職場にいればいいのですが、そうでない場合は『転職もひとつの手だ』と千田氏は言います。『ただその場合、あなたもイケてることが求められるので、まずは今の環境で、孤独に実力を磨いておく必要があることはお忘れなく』とのことなので、残業ゼロ・年収アップに向けて、今日から着々と準備していきましょう。
書籍『残業ゼロで年収を上げたければ、まず「住むところ」を変えろ!』には、ほかにも就職、転職、出世に役立つヒントが満載。驚きの成功「住」法則が数多く披露されている一冊です。新年度という節目。千田氏のアドバイスをもとに環境を変えることで、さらなるステップアップのきっかけにしてみてはいかがでしょうか。
[商品概要]
書籍『残業ゼロで年収を上げたければ、まず「住むところ」を変えろ!』
定価:本体1,300円+税