こんにちは、ヴァイオリニストのハルカです♪
エルガーについてのコラム、今回はエルガーのヴァイオリン協奏曲についてです!
初めて聴いたときの感想としては、とにかく長い!!!
前奏もとても長く「いつヴァイオリン独奏が始まるのか…これは実は交響曲で私は聴くCDを間違えたのか…」と思ったほどでした。(笑)
数あるヴァイオリン協奏曲の中で一番長い曲と言われています。
しかし長いからといって飽きることなく物憂げな導入のオーケストラのメロディやドラマチックな展開に心を掴まれ気づけば最後まで聴いてしまっている…そんな曲です。
エルガー / ヴァイオリン協奏曲 ロ短調 作品61
1910年に作曲された、3楽章構成の曲です。
1. Allegro
前述にある通り、前奏が長い!ちなみに前奏は3分ほどですが、奏者は3分間舞台の上で待っていなければならないという…緊張で舞台袖に帰りたくなりそうです(笑)
しかし、オーケストが盛り上がりを見せたあとその余韻の中にヴァイオリンが浮かび上がってくる瞬間は鳥肌が立ちます。語りかけるような情熱と、緩やかさと急さが絶妙なバランスで思わす聴き入ってしまします。