こんにちは、ヴァイオリニストのハルカです♪
今回はヨハン・シュトラウス2世の美しき青きドナウについてご紹介します。
ヨハン・シュトラウス2世(1825-1899)
音楽家の父から音楽家になることを猛烈に反対されていましたが、父親に内緒でヴァイオリンを習ったり作曲をしたりとしているうちに楽団を結成。順調に成功を納めていきました。「ワルツの王」と呼ばれていました。
美しき青きドナウ
弦楽器の刻みに乗って有名な旋律がまるで遠くから聴こえて来るかのように序奏が始まります。その後にドナウの流れのようなワルツが続きます。
曲だけ聴くとなんとも優雅で華麗なワルツ…きらびやかな貴族の舞踏会を彷彿とさせます。第二のオーストリア国歌と呼ばれるほどです。
しかし、時代の背景は、ロシアと戦うオーストリア。イタリアにも攻められ敗北への一途をたどり悲しみに包まれていました。
その中でシュトラウス2世を励ましてくれたのが雄大なドナウ川。時代を経ても変わらない自然に目を向けたのです。