こんにちは、ヴァイオリニストのハルカです♪
前回に引き続きメンデルスゾーンの作品をご紹介いたします。
これまでピアノが入った三重奏(トリオ)、四重奏(カルテット)、五重奏(クインテット)についてでしたが今回は八重奏(オクテット)です!
八重奏、といっても「複弦楽四重奏」であり、4本のヴァイオリン、2本のヴィオラ、2本のチェロの編成となっています。
よく弦楽合奏としても演奏される機会が多くなりました。
メンデルスゾーン/弦楽八重奏 変ホ長調 作品20
なんと、メンデルスゾーンが16歳の時に作曲した作品ですが、完成度が高くとても素晴らしい出来です。まるで交響曲を聴いているような響きです。
1.Allegro moderato con fuoco
若さがみなぎって、勢いよく前へ進んで行くような旋律です。澄んだ高音がとても特徴的で、押し寄せる低音の波にヴァイオリンが乗って気持ちよく歌い上げています。