こんにちは、ヴァイオリニストのハルカです♪
今回は、シューマンが褒め称えた楽曲についてご紹介します!
室内楽を初めて聴く方にとってはとても聴きやすい曲だと思います。
メンデルスゾーン/ピアノ三重奏第1番
メンデルスゾーンのピアノトリオ、通称「メントリ」と呼ばれ親しまれている、ピアノ三重奏の中では特に有名な1曲なのではないでしょうか。この曲を聴いたシューマンが「べートーヴェン以来の最も偉大な三重奏曲」であり、メンデルスゾーンのことを“19世紀のモーツァルト”であると称えました。
フェリックス・メンデルスゾーン(1809-1847)について
メンデルスゾーンといえば、有名なヴァイオリン協奏曲がありますが、メンデルスゾーンはピアニストです!裕福な家庭に生まれたメンデルスゾーンは神童として幼い頃から才能豊かでした。ピアノ三重奏曲の1番は彼が30歳の頃の、ちょうど円熟期に作られたものでした。
第1楽章 Molto allegro e adagio
1度聴いたら忘れられないメロディで、この曲を嫌いな人なんていないんじゃないか!?と思うほど。もの哀しさや切なさや愛しさなど、言葉に表しがたい感情の揺れが感じ取れる旋律です。チェロ、ヴァイオリン、ピアノがそれぞれバランス良く、美しく歌いあげます。