故郷への想いが詰まったドヴォルザークの交響曲「新世界より」【ヴァイオリニスト/月元ハルカさん】

月元悠




こんにちは、ヴァイオリニストのハルカです!前回に引き続きアメリカ時代のドヴォルザークの有名な楽曲のご紹介をしたいと思います。

交響曲第9番 ホ短調 作品95 「新世界より」/ドヴォルザーク



以前ご紹介したチェロ協奏曲、前回のコラムでご紹介した弦楽四重奏曲《アメリカ》と今回の交響曲「新世界より」は、ドヴォルザークのアメリカ時代を代表する3曲だと言われています。その中でもこの曲は故郷へのメッセージ性が強く表れています。

第1楽章 Adagio Allegro molto

冒頭は劇的に始まり、弦楽器からトランペットへ勢いを移しファンファーレが鳴り響きます。黒人霊歌やアメリカ民謡を思わせる旋律が出現するのも特徴的です。再びファンファーレが鳴り、そのまま短調で終わりを迎えます。




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RUN-WAY編集部

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