こんにちは♪ヴァイオリニストのハルカです!
前回はパガニーニについて少しご紹介しましたが、パガニーニが他の音楽家に与えた影響はとても大きいものだったようです!
リスト「ピアノのパガニーニになる!」
失恋したピアニストのリストがパガニーニのヴァイオリン協奏曲4番を聴いて演奏を聴いて放った言葉のようです。リストも超絶技巧練習曲を作曲していますがそれはパガニーニの影響だったようです。
他にもシューベルトはパガニーニの演奏を聴くために、高額なチケットを手に入れるべく家財道具を売ったとも言われています。
パガニーニの影響力は計り知れないものだったようです…!
それでは今回はパガニーニのカプリス9番から12番までのご紹介です!
9番 Allegretto
優雅な重音と可愛らしいリズムが特徴的なこの曲は、別名「狩り」とも呼ばれています。少女と老人が歌っている掛け合いを基に作られたそうです。楽譜にはフルートとホルンの掛け合いをイメージとした音で弾くようにと指定があります。可愛らしいフレーズから一転、劇的なオクターブの重音が出現する旋律は個人的に銃声が鳴り響くように感じています…
10番 Vivace
スタッカートとトリルの練習の曲です。ものすごいスピードで、ワンボウスタッカート(ひと弓で音を細かく切る)と瞬発的なトリルが交互に出現しては急速に上昇と下降を繰り返します。