こんにちは、ヴァイオリニストのハルカです♪
前回の記事ではドヴォルザークについて触れていなかったのですが、今回の1曲は、まるでドヴォルザークらしさを体現しているような民族的なメロディが盛り込んであります。これからご紹介する曲を通して“ドヴォルザークらしさ”の感触をつかんでみてください!
ドヴォルザークについて
アントニン・ドヴォルザーク(1841-1904)は後期ロマン派のチェコ国民楽派を代表する作曲家です。国民楽派とは民族主義的な音楽を作曲した音楽家を指します。
ドヴォルザーク作曲 ピアノ五重奏 第2番 イ長調
第1番は演奏機会が少ないのですが、第2番は三大ピアノ五重奏と呼ばれる傑作なのです。なんといってもボヘミアンな民族的なメロディがたまりません。
第1楽章 Allegro ma non tant
森の中を歩いているようなのどかな雰囲気でピアノがチェロを誘います。なんといってもヴァイオリンが紡ぎ出す寂しげな高音が心にしみます。個人的にクラシック音楽の中で一番好きなメロディがここにはあります…!