メンタルヘルスとは? メンタルヘルスによる精神疾患例などを解説




メンタルヘルスとは?

メンタルヘルスは、「ストレスや強い悩み、不安など、労働者の心身の健康、社会生活及び生活の質に影響を与える可能性のある精神的及び行動上の問題を幅広く含むもの」と厚生労働省の「労働者の心の健康保持増進のための指針」において定義されています。

つまり、メンタルヘルスは人の生活や心身の健康に影響を与える何らかのトラブルのことですが、非常に定義が広いため、いろいろな視点で考える必要があります。

メンタルヘルス対策による職場への効果とは?

ここでは、メンタルヘルス対策による職場への効果についてご紹介します。

職場の生産性ダウンが予防できる

社員の1人がメンタルヘルス不全になり、仕事が従来のようにできなくなれば、チーム全体の生産性がダウンします。

メンタルヘルス不全の兆候があった社員がメンタルヘルスを本格的に悪化させると、出勤もできないことがあります。

1人の社員がいなくなるため、残った社員に大きな負荷がかかるようになります。

欠員を補っても、新しい社員が仕事に慣れて別の社員と同じように仕事ができるまでには時間がかかります。

また、社員が退職することもあります。

社員の活力や生産性がアップする

全ての社員がメンタルヘルスについて理解し、職場からメンタルヘルス悪化になる要因を取り除けば、社員の活力と生産性がアップします。

管理職は一人ひとりの部下の仕事を見ながら、部下にチームの一員として必要であるというメッセージを発信することによって、仕事に対する社員のやる気がアップし、職場が活気あふれるようになります。

そのため、管理職は、一人ひとりに部下に指示した仕事が適切かを常にチェックし、進捗が少し遅れた社員がいれば、十分に疲れていないかをチェックしましょう。

疲れている様子があきらかにあれば、休暇を数日間取らせるのもいいでしょう。

リフレッシュして従来と同様に仕事をしてくれると、大きなトラブルが発生する前に対処できるでしょう。

社員は、メンタルヘルスについて理解することによって、職場での同僚の様子からメンタルヘルス不全になるような社員に声を早めにかけることができます。

経営リスクマネジメントになる

仕事で車や機械を使うような職場では、特にメンタルヘルスに注意する必要があります。

メンタルヘルスの変調によって集中力が悪くなって、散漫な注意力になった状態で車を運転したり機械を操ったりしたために、事故が発生して人を死亡させることもあります。

その結果、大きく事故が報道されることによって、社会からの信頼を企業としても失います。

メンタルヘルスによる精神疾患例とは?

ここでは、メンタルヘルスによる精神疾患例についてご紹介します。

うつ病

うつ病による症状としては、体の症状と心の症状があります。

体の症状としては、睡眠障害、疲労感・倦怠感、食欲の減退、動悸・息苦しさなどがあります。

一方、心の症状としては、会話や本などの内容が集中力が散漫になって頭に入らなかったり、意欲が減退して落ち着かない気分になったりするなどがあります。

うつ病の要因は簡単に特定できなく、性格や生活環境、服用している薬、遺伝的な資質などのいろいろな複合的なものになります。

しかし、一般的には、過度なストレスによってうつ病が発生することがやはり多いといわれます。

うつ病になる人は、真面目で責任感の強いことが多く、仕事についても限度をオーバーして処理を自分でしようと抱え込みがちであるため、適切に上長がサポート・管理することが必要です。

うつ病を治療する方法としては、薬物療法、休養、精神療法を組み合わせることが必要になります。

適応障害

適応障害というのは、通常の社会的生活を営む機能がストレスによって引き起こされる行動や感情によって大きく阻害される状態です。

具体的には、神経過敏や抑うつ気分などによって情動面で安定しなかったり、危険運転や無断欠勤、喧嘩などを起こしたりするようなケースがあります。

表面的な適応障害の症状はうつ病とよく似ていますが、適応障害のときは発症の要因がストレスによるものが多くあります。

例えば、適応障害にかかりやすいのは会社に慣れていない新入社員や新しい部署や立場に人事異動によってなった社員などであるため、予防措置としてスムーズに早く新しい環境に馴染めるような充実したケアや研修が大切です。

適応障害が発症したときは、そのストレス要因(ストレッサー)を生活から取り除くことが治療するための早道になります。

パニック障害

代表的なパニック障害の症例としては、訳もわからない状態で強い不安と一緒に発汗や動悸、手足の震えなどが急に起きるものがあります。

また、このような症状以外にも、いつ発作が起こるかわからないことによって不安になる予期不安、意識的・無意識的にパニック発作が起きやすい状況を避ける回避行動などの症状もあります。

パニック障害の要因は完全にはまだわかっていなく、心理的な要因の他にも、関係しているのは脳神経系の異常がある可能性が大きいともいわれています。

パニック障害を治療する方法としては、精神療法と薬物療法の両方からアプローチすることが多くあるようです。

睡眠障害

睡眠障害というのは、十分に睡眠ができないために昼間に眠くなって、意欲や集中力、食欲の低下などを引き起こして体と心の調子が悪くなる状態をいいます。

睡眠障害の要因としては、大きくわけると環境的要因、精神的要因、身体的要因があります。

まず、環境的要因としては、時差ボケ、騒音が聞こえる、寝具が体に合っていないなど、睡眠する環境が良くないことがあります。

精神的要因としては、緊張や悩みから起きるストレスなどが考えられ、睡眠障害がうつ病の症状の1つとして引き起こされていることもあります。

身体的要因としては、呼吸器疾患や高血圧、アレルギー疾患、痛みを感じて睡眠が身体的にしにくい状況があります。

このような症状は、基礎属性の年齢や性差というようなものによって影響されることもあります。

睡眠障害を治療する方法としては、環境や生活習慣を改善したり、薬物療法が睡眠薬によって行われたりすることもあります。






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RUN-WAY編集部

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